anttiorbの映画、映像の世界

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ワイルドカード

2014年作品、サイモン・ウエスト監督、ジェイソン・ステイサム主演。

酒場で一人で飲んでいる男・ニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム)、そこに一人の女・ドリス(ソフィア・ベルガラ)が入ってきた。 誰かを待っているようだ。 少し遅れて、オズグッド(マックス・カセラ)という男が入ってきた。 どうやらここラスベガスを離れるらしいが、その女にいっしょに来てほしいと誘っている。
迷う女に、酔っぱらったニックが絡み始める。 女はオズグッドをニックから引き離し、店を出て車のところに行くが、ニックはしつこく絡む。 男は鬘を取られいよいよニックと対決、
しかしニックは男に殴られ退散する。
同じころ、病院に1台の車が乗りつけられ、そこから女が捨てられた。 傷だらけの女は職員に見つけてもらい手当てを受ける。 彼女はうわごとのように「ニック・・・、ニック・・・」と繰り返す。
次の日ニックは、事務所に向かう。 しかし彼の仕事は、はっきりしない。彼は面倒を解決するような仕事をしているのだった。 そこにやって来たのは、サイラス・キニック(マイケル・アンガラノ)という若い男だった。 このラスベガスを案内してほしいという依頼だった。 一人で歩くのは怖いからということらしい。
簡単な仕事なので彼は引き受ける。 2、3件のカジノを案内し、一番負けてもがいのなさそうなところで少し遊ばせるニック。
しかしニックにその傷を負った女から連絡が来る。 女の名はホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)、ニックと昔付き合っていたらしい。 そして彼女の顔はひどく怪我をしていた。 昨晩彼女は病院でニックの名をうわごとで言っていたらしい。
そしてこんな顔にした男を探してほしいと頼まれてしまった。
彼女はエレベーターに乗った時、その男と、二人の屈強な部下に拉致され、部屋に連れ込まれ暴行を受けたという。 そのホテルから突きとめてほしいというのだ。 気がすすまないニックだが、彼女のひどいけがを見ると、一応調べてみると言う。
すぐに、ホテルの掃除婦の女性に話を聞き、その男を突きとめるが、その男はダニー・デマルコ(マイロ・ヴィンティミリア )といい、マフィアだった。 厄介なことに首を突っ込んでしまったニックだった・・・

「メカニック」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9384231.html 以来の監督とのコンビのジェイソン。
あまり触れられませんが、彼は特殊部隊にいたとてつもなく強い男なんです。 でも冒頭どうして男に簡単にやられてしまうのか?
彼はここラスベガスにへばりついているんですね。 ここを牛耳っているベイビーという男、スタンリー・トゥッチが演じていますが、彼にある意味存在を認められているからここにいることができているみたいです。
前半はほとんどその実力を発揮しませんが、中盤から彼はその強さを発揮します。
また彼がここを離れられない理由がまだあるんですね。 そして若いキニックという男の存在がちょっとした謎っぽいんですね。
いわゆるジェイソン・ステイサムの爽快な格闘シーンは少ないのですが、彼の人間臭さがこの作品でも漂っている話でした。

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夜はバーに入り浸るにっく

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怪我をした女

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そして巻き込まれていくニック

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元特殊部隊の強さ

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マフィアから狙われる

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