anttiorbの映画、映像の世界

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96時間/レクイエム

 
2度の家族に危機を救った元CIA捜査官ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、娘キム(マギー・グレイス)と元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)との絆も取り戻したかにみえた。
しかし相変わらず、娘に対する愛情表現はピント外れで、誕生日の3日前に大きなパンダのぬいぐるみを買ってくるほどだった。 ちょっと呆れているキムだが、父の気持ちだけは嬉しいのだった。 しかし彼女にはまだ話していない悩みがあるのだった。
レノーアから連絡が入り、彼女も今悩みを抱えていると知らされた。 それはもう気持ちが離れている夫・スチュアート・セント・ジョン (ダグレイ・スコット)との決着の相談だった。 しかし現夫との話し合いをしっかりしてからの形に、ブライアンはけじめをつけるのだ。
そんな時、スチュアートが訪ねてきた。 彼もレノーアとの話し合いの時間を作りたいと言い、その間はレノーアに合わないでほしいとお願いに来たのだった。
了解したブライアントとスチュアートは握手を交わし、その夜は終わった。
次の日、レノーアからのメールで、「温かいベーグルを買って、家で待ててほしい」 と言ってきた。 さっそく買いに行き、家に帰ると様子がおかしい。 ナイフが落ちている。 そしてベッドには、冷たくなったレノーアの姿が。
彼女はもうこと切れていた。 しかしすぐに警官が踏み込んできた。 あまりにもタイミングのいい現れ方に、いったんは跪くブライアンだが、すぐさま警官を薙ぎ倒し逃走した。 そしてパトカーを奪い、カーチェイスを展開、最後は民家に逃げ込み、駐車場の車の下の排水溝から脱出、警官たちを撒いてしまうブライアン。
ロス市警の警部・フランク・ドッツラー(フォレスト・ウィテカー)は、見事な手口にブライアンの手強さを実感した。
そしてブライアンはすぐさま娘のキムに電話をする。 そして自らの口から母の死を告げるのであった。 そしてもう一つ、犯人を必ず見つけるとも言うのだった…
 
1作目の「96時間」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8264590.html は娘の救出劇、そして2作目の「96時間/リベンジhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8275289.html では、1作目の復讐に巻き込まれた、元妻の救出劇、そしていよいよ完結?の3作目、冒頭からショッキングな元妻の死から始まります。
無敵のブライアンですが、とうとう身内から犠牲者が出てしまいます。
監督は2作目のオリヴィエ・メガトンが再び起用され、リュック・ベッソンも製作、脚本に参加しています。
1作目のスピード感は素晴らしかったですが、2作目は多少トーンダウン。 さて期待の3作目ですが、結構物語としてはよくできていて、さらにベテラン俳優、演技派のフォレスト・ウィテカーが起用されています。
彼のはまり役の腕の良い捜査官として出ているので、ロス市警サイドもある程度、締まりのある行動をとります。 まあ彼の指示があればですが。
まあこの作品はネタバレしたら面白くもなんともないですが、私は、2作目よりは面白かったですし、ここで終わりにしなくてもいいラストに見えました。
大きな悲しい別れと、新たなる出会い、そして友たちのその後などを描いた4作目を是非作ってほしいなあと思いましたね。
 
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元妻殺しの濡れ衣をかぶせられ逃亡するブライアン
 
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でも娘に会いいに来る
 
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警部のフランクから取り調べを受けるキム
 
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ブライアンは着々と真相に迫っていくが
 
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そして・・・
 
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全てが終わり
 
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