anttiorbの映画、映像の世界

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トワイライト ささらさや

2014年作品、深川栄洋監督、新垣結衣大泉洋出演。
 
ユウタロウ(大泉洋)はもうこの世にいない、トラックに轢かれて死んでしまったのだ。 売れない落語家の彼だが、綺麗な奥さんを貰い、男の子も生まれた矢先だった。
奥さんの名前はサヤ(新垣結衣)、息子の名前はユウスケ。
出会いは彼の笑えない下手な落語をしていた寄席でのことだった。 誰一人笑わない落語にたった一人笑ってくれたのがサヤだったのだ。 思わず声をかけたユウタロウだったが、笑った理由が「一生懸命だったから」だった。
彼女は黒い喪服を着ていた。 叔母を亡くした後だったのだ。 そして彼女は両親とももうこの世にいなかった。 たった一人の親せきさえも亡くしたのだった。 そんな彼女に「俺も両親がいないんだ」そうユウタロウは言ったのだった。
師匠(小松政夫)の家で祝言をあげ、お金はないがつつましく始まった二人の生活だった。
病院に担ぎ込まれた時、薄れる意識の中で、ユウタロウは残されたサヤとユウスケが「気になって、気になって、気になって・・・・・・・・・」
そしてこの世にとどまってしまったのだった。 見れば死んだときの野球のユニフォーム姿で。
でも、ただ見ているだけで、触ることも、声をかけることもできない。
葬儀の時も一緒に参加して、長ーい師匠の弔辞を聞いていたが、そんな時荒々しく入ってきた恰幅のいい男(石橋凌)がいた。
棺桶のユウタロウを見ると、苦々しい顔で叫ぶとサヤの方を見て、「この子は私に預けなさい。一人ではやっていけない」と言いだすのだった。
「あなたはどなたですか?」男は言った。「ユウタロウの父です」
サヤがユウスケをあやしているときに、師匠が話しかけてきた。「バカだねえ、おまえは。俺がわからないのかい?おれだよ、おれ」
師匠がわざとユウタロウの口調を真似てくれていると思ったサヤだが、だんだんそうでないことがわかってきた。 ユウタロウが師匠に乗り移って現れたのだった。 奇跡が起こったのだが、サヤはそれよりもユウタロウの父がいることを聞きたかった。 またユウタロウはサヤを早く父から離したかった。
奇跡の物語の始まりだった…
 
先日の大泉洋主演作品「ぶどうのなみだ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12266236.html は北海道であることはいいのですが、悩んで悲しい彼の姿にちょっと“らしくない”と思ってしまいました。
今回はいきなりの幽霊役、でもこれは良かった。
泣かせる作品で、ちゃんと泣かせてもらいました(^^) 予告編である通り、物語はそのまま流れて行きます。 しかし乗り移るのに一定のルールがあるんですね。 そうでなければ節操がないですよね。
生後4か月の息子と、可愛い奥さんを残して、突然事故で逝ってしまう。 心残りが無いわけないですよね。
私も今から15年前にも友人を同じように亡くしたので、友を失った猛烈な悲しさと、彼の突然逝かなければならなくなった無念さがどうにも辛かった思い出があります。
そしてこの作品を、そんな思いで見ていたら、涙が何度も流れてきました。
でも、そんな気持ちを持っていたら、持ち続けていたら、彼はずっと次の世界に行けませんよね。 ではどうしたらこの世に決着を付けれるのか?
それがテーマになった作品でした。 感動の頂点はエンディングではなく、ちょっと早めにくるんですが、それはその後の展開から納得しました。
可愛いユウスケくんが見れるのも良かったですし、脇の俳優さんたちの良かったです。
一言言えば次は生きている洋ちゃんが見たいですね(^^)
 
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死んだときの姿でこの世にとどまってしまったユウタロウ
 
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まず乗り移れたのはこの師匠に
 
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どうして信じられたのか?それはこんな風にあやすのが上手かったから
 
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そして彼女はささらという彼女の叔母の住んでいた町で暮らしを始める
 
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そこで知り合った人たち
 
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そこに侵入者?
 
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