anttiorbの映画、映像の世界

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キラー・エリート

 
1980年、メキシコ。 極秘ミッションに駆り出された殺し屋のダニー(ジェイソン・ステイサム)は、師匠でもあり良き相棒でもあるハンター(ロバート・デ・ニーロ)とともに、いつものように厳重な警戒を潜り抜け、リムジン内の標的を暗殺。 しかし、同乗していた目撃者である10歳の少年に向かって引き金を引くことがどうしてもできなかった。 自身の限界を悟ったダニーは、危険な稼業から足を洗う。
1年後、オーストラリアのヤラ・ヴァレーの農場で恋人のアン(イヴォンヌ・ストラホフスキーと静かに暮らしていたダニーの元に、ハンターのポラロイド写真が届く。
そして彼は2日後、もうオマーンにいた。 そこに白いセダンが現れ、乗っていた代理人アドウェール・アキノエ=アグバエ)が依頼者のところへ案内すると言い彼を車に乗せる。 依頼人はシーク“長老”といい、彼の依頼からハンターは逃亡して捕まったということだった。 ハンターは依頼内容を聴かずに報酬600万ドルということだけで引き受けに行ったらしい。 ハンターは、ダニーに助けを求めているのか? しかし断れば彼は死ぬ。
連れてこられた部屋には長老と息子で4男のバヒト(フィラス・ディラーニ)がいた。 彼は息子たちの復讐と、それを果たせばこの亡命先から息子を故郷に帰してやれるというのだ。 そして、自分の命はあと半年、その間にやれという。 それは息子たちを殺した“SAS精鋭を事故に見せかけて殺せ”という危険な仕事だった。
捕まっているハンターに会うと、彼はダニーに逃げろという。 早速ダニーは警備の者たちを薙ぎ倒し、脱出を試みるが、それは不可能だった。
車に戻り、代理人を締め上げるが彼の残された道は、この仕事を受ける事だけだった。 しかし心に残るのはアンのことだった。 彼の過酷な仕事が始まるのだった…
 
ジェイソン作品は彼が吐出するんですが、この作品は、実話ベースなので、ハンターとこの後出てくるライバル的存在のスパイク・ローガン役のクライヴ・オーエンが目立つんですね。 スパイクは特殊空挺部隊ですから強いのは当たり前で、しかしやはり暗さを持っているところが結構不気味な存在ですね。
またダニーたちの仲間役のデイヴィス役でドミニク・パーセルが出てくるんですが、彼は 「プリズン・ブレイク」 のバローズ役が印象的ですが、今回はちょっと見、解りませんでした。
そしてこの代理人がしたたかなんですよね。 ラスト間際には、なかなか汚いところを見せますがね(^^)
実話ベースの作品はちょっと爽快感、テンポがやはり今一つなんですが、その分ドラマ性が増しますね。 ラストの3人が砂漠で対峙するシーンは結構好きですね。
 
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主役の3人
 
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絆の強い二人
 
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反撃するダニー
 
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