2014年作品、ブレット・ラトナー監督、ドウェイン・ジョンソン主演。
全能の神ゼウスと人間の間に生まれた半神半人の男ヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)。 神さえも恐れる超人的な怪力と人間の心を併せ持つ彼は、強さと優しさに満ち溢れた人物として世に知られていた。 だが、自分の子どもの命を奪ったことで罪の意識に押しつぶされそうになった彼は、苦しみ抜いた末、救いを得るために自らに12の試練を課す。
そんな彼の伝説的な戦いを語るのは、甥のイオラオス(リース・リッチー)だが、今彼は囚われの身だった。 いまにも処刑寸前のところ、むこうから大きな影が近寄ってきた。 そう伝説のゼウスの子・ヘラクレスだった。 ヘラクレスを仕留めれば、名声がギリシャ中に知れ渡る。 一斉に襲ってくる輩を、まずはヘラクレスが、そして次にアウトリュコス(ルーファス・シーウェル)が、そして次々にアタランテ(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)、テュデウス(アクセル・ヘニー)、アムピアラオス(イアン・マクシェーン)が敵をなぎ倒していく。
彼はこの仲間たちと、戦いながら、稼いでいく傭兵として今は生きているのだった。神の子が傭兵? 本当に神の子なのか? それは皆が作り上げた伝説だった。
ある日、酒場で、仲間と飲んでいるときにヘラクレス一行の前に、トラキアの王女ユージニア(レベッカ・ファーガソン)が現れ、彼らに国王であり自身の父親であるコテュス王(ジョン・ハート)を、レーソス(トビアス・ザンテルマン)率いる反乱軍から救ってほしいと依頼する。
俄かには信じることをしない用心深さがあるヘラクレスだが、とりあえず王に会ってみるため、宮殿に向かう一行たち。
そして、報酬はおのおのの体重分の金貨を支払うと約束する王に、その頼みを受ける一行だった。
しかし実際には、この国を強くするためには、農民からなる軍隊を鍛えなくてはならない。それは時間のかかる仕事だった。
でも時は待ってはくれなかった。 早くもすぐ傍の町までレーソス軍が迫っているという知らせが入り、見切り発車で出撃することを、コテュス王が決めてしまう。 それはヘラクレスたちを当てにしてのものだった。 早くも過酷な戦いの始まりだった…
さんの記事を見ると、何のために“ロック様”が出ているのか? という視点で見るといいとのことだったので、それならという感じで見に行きました。
予告編で使われていたところです。
ヘラクレスに仲間がいた? 神話でないので、これも結構ですし、なかなか頼りになる仲間たち、ファミリーでした。 紅一点のアタランテが、男っぽくていいですね。 強さの中に美があります。
ドウェイン・ジョンソンはレスラーでしたが、もう第一線のアクション俳優なので、演技もしっかりしていて安定感抜群ですね。 脇でもいいし、主役でもいい。 ただ恋愛物は止めた方がいい(^^)
結構彼の作品は見ていますが、これは結構上位の作品ですね。 客入りは平日なんでさびしかったですが、もうちょっと見やすさをCMでアピールしてあげればと思いました。
大イノシシを
獰猛な獅子を
頼りになる仲間たち
紅一点、アタランテ
そしてコテュス王のために戦うのだが…