anttiorbの映画、映像の世界

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ほんとにあった! 呪いのビデオ the MOVIE

2003年作品、演出、構成:白石晃士
 
暫くぶりのこのシリーズです。 このシリーズは言うまでもなく投稿ビデオを核として、いくつかのビデオを紹介する中で突っ込む作品を掘り下げていくというパターン。
the MOVIEは過去の作品の中でその後反響があったものをより深く掘り下げていく作りとなっています。 またただ掘り下げるのではなく、そのビデオを見て怪我をした、事故に遭った、体調を崩した、亡くなったという曰くつきの物に絞っています。
今回はこのシリーズの2で取り上げられた作品。 実際見た人が亡くなった、それも不自然な突然死というパターンで、そのビデオを見ていた映像が送られてきたというお話。
その場に何人かいたが、実際そのシーンを見ていたのは亡くなった人だけで、後は席を外したり、見ている人を映して画面を見ていなかったりだったとのこと。 ただそのシーンを見終わった直後に部屋が軋むような大きなラップ音が収録され一同が驚くシーンがリアルでした。
展開はその人の過去にさかのぼり、学生時代にも謎のビデオを見ていた事実がわかり、その方も展開していくという設定となっています。 今でビデオはVHSビデオではなくDVDとなっているが、ビデオカセットの持つ独特なアナログさが結構このシリーズの不思議さ、怖さを形作っていてそれが作品を際立たせている感じがします。2を見たうえでMOVIEシリーズを総括しようと思いますのでまずはここまで。
 
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