anttiorbの映画、映像の世界

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ほんとにあった!呪いのビデオ the MOVIE 2

2010年作品、演出、構成:白石晃士
引き続き「ほんとにあった!呪いのビデオ the MOVIE 2」です。 同じ白石監督ですが、1とはまた変ってオリジナルナンバリングシリーズのテイストを踏襲した作りになっていいますが、やはり肝となっている投稿を2つ深く追跡しています。
Ver.X:4で書きましたが、栗林忍さんがスタッフとして登場すると、やはり白石作品という感じが強くしますね。 
Ver.X:4ほどバリバリ感はなく、普通に取材をしていくという感じで出演されています。今回のテーマはオープニングである滝の前で撮った携帯動画が始まりで、その後他の投稿で偶然とってしまった交通事故の映像で、2人が同時に撮った片方の動画に謎の声が入っているという展開です。 この二つの別々の投稿動画が、奇妙につながっていくという展開となっています。 ここにある廃村が絡んでくるのですが、監督はこの作品の2年前に 「日本怨念地図 検証!! 杉沢村の呪い」 という作品を撮っていますが、そのテイストが生かされているんですかね?
まだ 「日本怨念地図 検証!! 杉沢村の呪い」 は手に入れてないので見れていないのですが、別バージョンの杉沢村作品はあるので、一度チェックしてみたいと思います。
さてやはりこの動画を見て、そこに収録されている謎の声を聞き、ある言葉に聞こえてしまった人が次々と、体調を崩していくという展開となって行きますが、1ほど見ている人を怖がらせるという感じにはなっていません。 
実は1では 「これから先は見たくない人は目をつぶってください。」 というパターンがあり少しクドイ感じだったのが気になっていたのです。 まあ一種の手法ですが、この手の作品を見る人にとっては見たいから見るのであり、見なければシャレにならないという感が強かったのです。
2はそのあたりはすっきりと見れるのですが、難しいものでインパクトとしては、少しトーンダウンしていると自分は思いました。 このあとMOVIEは撮られていませんが、シリーズは続いているのでまた特別版を製作してほしいですね。 いずれSpecialシリーズも取り上げる予定です。
 
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