anttiorbの映画、映像の世界

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マレフィセント

2014年作品、ロバート・ストロンバーグ監督、アンジェリーナ・ジョリー主演。

ある隣り合った2国があった。 一つの国は人間の支配する国、そこは野心を持った国王がいて、隙あらば隣国を攻め取ろうとしていた。 そしてもう一国は、不思議な生き物たちが住んでいる国だった。 そこには王と呼ばれる存在は無く、皆平和でノビノビと暮らしていた。
まだ幼い妖精のマレフィセント(エラ・パーネル)は、背中に生えた大きな羽で、国中を縦横無尽に飛んでいた。 そして妖精としての魔法の力も強かった。
そんなある日、国境沿いで、門番が不審な者を見つけ騒いでいた。 そこから出てきたのは幼い少年だった。 隣の国のステファン(トビー・レグボ)という少年で、綺麗な宝石を盗んだのだった。 マレフィセントは優しくそれを返してというと、少年は自分の非を認めてそれを彼女に返すのだった。 しかしステファンは、宝石よりももっと大きい物を盗んだのだった。 それはマレフィセントの心だった。
二人は国境沿いでたびたび会うのだが、いつしかステファンの心はマレフィセントから離れていくのだった。 そして隣国の王・ヘンリー(ケネス・クラナム)は、マレフィセントの国を攻めようと大群を出してきた。 その中にはステファン(シャールト・コプリー)もいたが、それに立ち向かったのは、マレフィセントアンジェリーナ・ジョリー)だった。 土中からおおきな妖精を湧き出させ、軍隊を蹴散らし、ヘンリーに大怪我をさせ追い払った。
瀕死の王は、マレフィセントを殺せば、我が娘を嫁とし、王の地位を譲るという。
そして彼は久しぶりにマレフィセントに会いに行った。 昔の仲の良い関係に戻れるのではと心躍った彼女は、彼の渡した飲み物を飲むと眠気が襲い、意識が無くなってしまった。 そして気がつくと彼女は大きな羽を失っていた。 驚き号泣するマレフィセント、そしてステファンはヘンリー王のところへ行き、マレフィセントの羽を見せ、「マレフィセントを殺しました」 と言うのだった。 そして彼はまんまと王の座に着き、時は流れ、一人の娘が生まれる…

不朽の名作 「眠れる森の美女」 の悪役の魔法使い、悪役の事をヴィランということですが、今回の主役は彼女なんですね。 大きな角、そして力強い羽、妖精の国を縦横無尽に飛び回るマレフィセント、でも幼いころの彼女は、キュートな女の子なんですね。
人間の男の子に恋をする可憐な少女でした。 しかし大体裏切るのは人間の方、ある意味お約束な感じはしますが、これも独特な最近のディズニーの新解釈? なんでしょうか?
物語は、どうしてマレフィセントが生まれたばかりの王女に呪いをかけるのか? そして呪いをかけられた王女・オーロラ姫はどうなってしまうのか?
だれしも物語の大筋は知っている 「眠りの森の美女」 ですが、ラストにあるナレーションが入ります。 そこで新解釈なのかということが明かされますね(^^)
キャストには、アンジーはもちろん適役のステファンに 「第9地区」 「エリジウム
http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10287883.html でブレイクしたシャールト・コプリーが起用されています。 最近彼は悪役が多くキャスティングされますね。 
そして成長したオーロラ姫にエル・ファニング、彼女は 「ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11568813.html での演技が印象強いですね。 今回の作品では、明るいオーロラ姫を演じています。 そして彼女が愛した人物は実は…でした。
新しいディズニー路線、果たしてこれは受け入れられるんでしょうかね?

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翼を取られ、恨みを持ったマレフィセント


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彼女は王女誕生の祝典に現れた

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そしてある呪いをかける

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まだ幼いオーロラ姫、しかしマレフィセントを恐れない

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そして成長した彼女に危機が!

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