近未来。地球は謎の侵略者からの攻撃を受け、そのあまりの戦闘力の高さに人類はなすすべもなかった。
ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は広報の仕事を米軍でしていた。 地球全体の危機ということで、各国の軍隊は団結して敵に総攻撃をかけることを決断し、ケイジはそのための兵士をテレビその他で募集するのに一役買っていた。
ブリガム将軍(ブレンダン・グリーソン)に呼ばれ、彼はなんと前線に派遣されるのだった。 しかし彼は根っからの事務方、それも広報能力で、少佐まで昇進した“口だけ男”だった。
ケイジはなんとか将軍に命令を撤回してもらうよう懇願したり、さらに上層部にまで言って圧力をかけるとまで言い、その場から脱出しようとまでする。
将軍は絶対に命令を曲げず、ケイジを逮捕し、予定通り前線に飛ばすのだった。
ロンドンのヒースロー空港で気がついたケイジの目に入ったのは、特殊部隊の英雄・軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)の写真の入った軍用車だった。 彼女は、敵の“ギタイ”に対して、ぎりぎりまで壊滅に迫ることができた、精鋭だった。
ファレウ総長(ビル・パクストン)は初め少佐を少佐として扱うようなふりをするが、実は彼は脱走兵として、報告を受けているのだった。 必死にここからアメリカに帰してほしいというケイジだが、結局彼は、荒くれ者たちの部隊に入れられるのだ。
装備に対しても武器に対しても、何の知識も操作もできないケイジ、そして彼はエンドレスの過酷な経験をしていくのだった…
この作品は、日本人作家の桜坂洋の「All You Need Is Kill」が原作で、トム・クルーズ主演ということもあるんでしょうか?結構吹き替え版上映は多く組まれていました。 そのためこの作品は吹き替え3Dで見てきました。
基本字幕で洋画は見るので、2D鑑賞が必然と多くなるのですが、たまにはいいのかな?という感覚でしたね。
この後エンドレスで、とにかくトム・クルーズが死にまくります(^^)これでもかというほどでしたね。
でもそれがどうしてそうなってしまうのか?その説明のところが納得できれば、後はその能力?を生かしていくかですね。
女性の英雄的兵士役のリタにエミリー・ブラント、そしてロンドンにケイジを送り込む将軍役にブレンダン・グリーソン、結構彼は好きな俳優なんですが。 そしてこの現象をもうひとり理解する科学者、カーター博士にノア・テイラーがキャスティングされていますが、コンパクトな登場人物ですが、要所にうまく配置されていました。
いったい彼は何回死んだのか?おそらく気が遠くなるほどなんでしょう。 記憶が残っている、何度も死を繰り返すということに精神は持つんでしょうかね?そ してもう一つの疑問は、繰り返す彼はいいですが、生き残った他の者たちがいる世界はどうなっているんでしょうか?
終わった後、そこが気になり息子に質問をしたくらいでしたが(^^)
ラストの設定は、ちょっと「パシフィック・リム」に似ていましたが、結構面白かったですね。
どうして俺はここにいるのか?
女戦士のリタ
そして彼女と出会う
そしてギタイを殲滅するため、二人で戦いに挑むのだが・・
本体へ・・