anttiorbの映画、映像の世界

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地球外生命体捕獲

2006年作品、エドゥアルド・サンチェス監督、アダム・カウフマン主演。
 
フロリダ州アーガスという小さな町の近郊の森。 大男デューク(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)、刑務所帰りのコディ(ポール・マッカーシー=ボーイントン)、愛すべき能なしオーティス(マイク・C・ウィリアムズ)の3人は武装し、森を滑走していた。 
緊張が走る3人。 前方で何かが動いた。 デュークがその物体を撃った。 姿を現したその生物に気を取られデュークは仕掛けた罠に足を取られけがをしてしまったが、穴に落とすことに成功し捕獲に成功した。
しかし上空を見上げると、星が動いている。 もしかすると仲間が探しているのかもしれない。 まさか捕まえられると思ってなかった3人は、そんな時頼りになりそうな男のところに向かっていくのだった。
ワイアット(アダム・カウフマン)は恋人のホープ(キャサリンマンガン)と住んでいた。 しかし彼はうなされることが常だった。 何か嫌な感じがしたワイアットは外を覗き込む。 そして取り出した写真は、昔の友の写真だった。
そこに何かを感じたワイアット、すぐさま武装を始める。 そんな時だった。 未確認生物を乗せた3人がやって来たのだった。 デュークがニクソンの農場から来て、奴を捕まえたというが、ワイアットは中に入れてくれない。 しかし俺たちを見捨てるのかと言われ、渋々中に彼ら達を入れるワイアットだった。 そしてその未確認生物も運ばれてきた。 3人は、特にコディは復讐をしてやると強く言っていた。
そこにホープが入ってきた。 事情を知らないホープは、こんな夜中に何をしているのかときつく問い詰めるのだが、彼女を関わらせたくないワイアットは、その生物から遠ざけようとするのだった。
コディは弟を昔彼らに殺されていたのだった。 しかしその中で、ワイアットだけが生きて戻ってきた。 どうして彼だけが生き残っているのか? コディはそれも気に入らないようだが、とにかくこいつに復讐すると言ってきかないのだ。 しかしワイアットは彼らの本当の怖さを知っていた。 そして長い夜が始まったのだった…
 
アメリカでは、ドラマ出演の多い、アダム・カウフマン主演のSFホラーですね。 B級作品ですが、これは質の高い作品でした。 見るのは2回目ですが、やっぱり見応えがありますね。
冒頭でエイリアンを捕獲するところはあっさり感があるんですが、実はこれが恐怖の始まりなんですね。 追いかけられる恐怖の作品は多いですが、居るだけで恐怖を感じるのはまた珍しいです。
がんじがらめなんですが、実はエイリアンは特殊能力を持っているんです。 そしてそれだけではなくある種の変異を起こすんですが。
何かの続編かと思える作りですが、前日譚を作ってもまた広がりを出せる作品です。 監督のエドゥアルド・サンチェスはあまり知らない監督ですが、もしあれば他の作品も見てみたくなる秀作でした。

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とんでもない物を捕獲した!

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そして運び込まれた生命体、死んでいるのか?

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そしてしばりつけられた生命体、この後いったい何が起こるのか?

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まだ息があったエイリアン

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そして人間にも変化が

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