anttiorbの映画、映像の世界

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ムード・インディゴ うたかたの日々(ディレクターズ・カット版)

 
フランス・パリ。働かなくてもいいほどの資産を持ち自由を謳歌していたコラン(ロマン・デュリス)、そして彼の食事を作っているニコラ(オマール・シー)は、普段はコランに対して敬語を使っている。  一緒にナンパする時以外は彼は頑なにそれを守っている。
友人のシック(ガッド・エルマレ)が来ると、ニコラは自慢の料理の腕を振るう。 コランの家には、カクテルピアノがあり、上手く弾きこなすと美味しいカクテルができるが、ミスタッチが多いと美味しくないカクテルになってしまう。 シックは強引に弾きたがったが、なんとか美味しいカクテルになったようだ。
ある日、コランはイジス(シャルロット・ルボン)の家で開かれるパーティに行くことになった。 イジスとニコラは付き合っているのだった。 またそのパーティーには、シックとその彼女のアリーズ(アイサ・マイガ)も来ていた。 そこでコランはデューク・エリントン編曲で有名な曲と同じ名前を持つ、クロエ(オドレイ・トトゥ)という女の子と出会う。 ひと目で、彼女のことが気に入ったコランだったが、なかなか彼女に付き合ってくれと言えないコランだった。
ダンスが苦手なコランだったが、イジスとコランに強引に誘われ、なんとかダンスを踊るコランだった。
二人の気持ちは一致していた。 そしてお互いの気持ちを確かめ合うだけの二人だった。
シットは、哲学者のジャン=ソオル・パルトルを崇拝していた。 そしてその資金をコランに頼っていたが、コランは気にしていなかった。 それだけ彼には余裕があったのだった。
コランとクロエはいよいよ結婚することになった。 それは豪華で、華やかなものだったのだが・・・
 
不思議世界で、時代も過去なのか未来なのかわからない作りで、コメディ要素もあるんでしょうが、日本人には笑えない感じでした。
物語としては、このあとクロエの身にある重大な出来事が起こってしまうところから一気に暗転していきます。 その反転具合が面白かったですね。 
もっと言うなら、人間の手のひらの返し方が、皮肉に描かれてあり、結構非常に残酷なシーンさえあり、グロいシーンもあるなんとも不思議な作品でした。(G)

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悠々自適のコラン、和やかな食事のひと時

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出会った瞬間お互いを気に入った

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3人の気楽な生活

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スケート場で、大混乱

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華やかな結婚式

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