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パパは奮闘中!

2018年作品、ギヨーム・セネズ監督、ロマン・デュリス ロール・カラミー レティシア・ドッシュ ルーシー・ドゥベイ出演。

オンライン販売の職場で残業続きの多忙な日々を送るオリヴィエ(ロマン・デュリス)。 幼い息子エリオット(バジル・グルンベルガー)と娘ローズ(レナ・ジラード・ヴォス)の子育てと家事は、すべて妻のローラ(ルーシー・ドゥベイ)任せだった。
そんなある日、子どもたちの学校から迎えに来るよう呼び出しを受けたオリヴィエは、帰りに立ち寄ったローラの職場で、昨日ローラが店で倒れ、今日は無断欠勤していることを知る。
帰宅すると、ローラの服や身の回りの品がなくなっていた。 心当たりのないオリヴィエは途方に暮れて友人の警察官ポール(セドリック・ヴィエイラ)に捜索を依頼するが、“よくある家出” と断られてしまう。 こうして、仕事に加えて子育てと家事を一手に引き受けることになったオリヴィエは、今まで以上に多忙な日々を送ることに。そんな父を見かねた子どもたちが、やがて家事を手伝ってくれるようになり、なんとか日々の勤めをこなしていく。 さらに、事情を知ったオリヴィエの妹ベティ(レティシア・ドッシュ)が、しばらく家に滞在する。
ローラから “いつ帰れるかまだ分からない” と書かれたハガキも届き、それを手掛かりに行方を捜すが、所在はつかめないまま。 多少の問題はありつつも、何とか日々を過ごす親子だったが、エリオットの9歳の誕生パーティが過ぎた頃、ついにベティが帰る日が訪れる。
そして、生活と収入の安定のため、労働組合の専従職員への就任を勧められるオリヴィエ。 だが、勤務地は遠く離れたトゥールーズになるという。 その話を耳にしたエリオットは、引っ越したら母が帰って来ても分からないと焦る。 翌日、職場で電話を受けたオリヴィエの耳に飛び込んできたのは、朝、学校に送り届けたはずの子どもたちが、どこにもいないというまさかの報せだった…

タイトルだけみるとコメディかと思いますよね(^^)
監督はギヨーム・セネズ、初めて作品を見る監督です。
ロール・カラミーは妻役でした。 今作で初めて見る女優さんですが、前半で消えてしまいます。

物語は、会社でチームのリーダーを任せられ、現場を仕切っている男性・オリヴィエとその家族の物語です。 人事部の女性からは、体調に問題のある初老の男性の処遇で、対立したり、労働環境の改善が認められなかったり、彼なりに悩みが多く、家庭をついついおろそかになってしまいます。
妻も働いていますが、ある日妻が勤め先で倒れてしまいます。 やけどを負った長男の病院で、彼女も何かしら診療を受けていたようです。
そして妻が突然失踪します。 いきなり学校からオリヴィエの職場に連絡が入り、迎えが来ないということから妻が消えた事がわかります。 祖母に来てもらいますが、動転する家族、特に次男は母がいないことに動揺します。
そして彼の奮闘が始まりますが。

今作は、日本でもある主婦の蒸発事件かもしれません。 そこまで妻任せには思えませんでしたが、おそらく彼女の体調がなんか悪い事が、いきなりすべてを捨てていなくなってしまった原因だと思われますが、それは明かされません。
収入のことも、そして職場も環境が変わり彼の選択が大きな決断に繋がっていくんですよね。
妻の帰りをひたすら待つ、でももうここにいることは出来なくなるのが、なにかちょっと不安を残しますが。

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普通の夫婦に見えたオリヴィエとローラだったが

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しかしローラが消える

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職場でも彼はリーダー

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そして妹のベティが来てくれ

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こども達を癒してくれるが

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