anttiorbの映画、映像の世界

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コンドル

 
アメリカ文学史協会は数人のメンバーが働いている。 ターナー(ロバー ト・レッド・フォード)はまだ出勤していない。 ジャニス(ティナ・チェン)がもうすぐ来ると、ラップ博士(ドン・マクヘンリー)に本人の代わりに言い訳をしてくれている。
遅い出勤の彼はいつも通りバイクでやって来た。 そんな彼を遠目から車の中でチェックしている男がいた。 今日はハイデッカーという男以外は、出勤していることを確認している。
ここは、防犯カメラが付いており、厳重だ。 おどけてカメラに映るターナー。 直ちにラップはターナーに仕事を与えた。
仕事をしながら、仲間が考えているトリックを簡単に答えを言うターナー。 頭の回転のいい男だ。
外は雨が降ってきた。 今日休んでいるハイデッカーに書類 を頼んだターナーだが、それをラップに報告し忘れていた。 ラップは不機嫌になった。
外の車の男は、ハイデッカーが来ないことを悟り電話をかけに行っていた。
ターナーはここが少し居心地が悪いと思っていた。 秘密が多く気を許せる相手が少ないからだった。 それはここが実は特殊な管轄下にいるからだった。 そうここはCIA管轄の機関なのだった。
昼食を取りに、規則違反の裏口を使って外の出るターナー。 外の雨は上がった、そして車の男は行動を開始した。 別々の方向から二人の男がやってきてその男と合流し、協会事務所に入ってきた。
受付の女性は、一人の男が配達人の服を着ていたのでドアを開けてしまった。 そしてあっという間に受付の女性、少佐、博士、そして2階で仕事をしている3人、最後にジャニス、みな殺されてしまった。 あっという間の出来事だった。
昼食を終えたターナーが戻ると、ドアが開いていた。 そして彼はすぐに異変に気付いた。 もう殺し屋たちはいなかったが、自分の身も危険であることはわかった。 本部と連絡を取るターナーだが、安全な場所の支持はもらえなかった。 向かった先は今日休んでいるハイデッカーのアパートだったが、彼も殺されていた。
たった一人になったターナー、どうして協会が狙われたのか? 彼は必死に逃げながら、理由を考えるのだった…
 
今公開の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11434526.html に影響を与えた作品です。
いったい誰 が敵なのか? そして国を、国民を守るということがなんなのか? そんなことがテーマとなっており、当時としては、巨大組織は、現実のCIAという設定になっています。
そしてここでの主役、ターナーには若き日のロバート・レッドフォードなんですね。  今回の 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」 での役どころとは、上手い対比となっており、よく彼にオファーを出しましたね。
何かこの作品のラストを見ると、今回の 「キャプテン~」 と繋がっているのではないかとさえ思ってしまいます。
ただの、書籍分析・翻訳係の彼が、様々な危機を超えていく展開は、「ジャックライアンシリーズ」 にも似ています。 社会派ドラマでサスペンスですが、アクションも盛り込まれていて結構面白かったです。
まあうちの息子にも予習の意味で見せたのですが、息子にはダメでした(^^) やっぱり早い展開の作品でないと辛いそうです。
わたしはGOODでしたけど。



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ターナー演じるロバー ト・レッド・フォード

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身の危険から必死に逃げるターナー

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そして協力者となっていくキャシー役のフェイ・ダナウェイ



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とっさに協会から持ち出した銃で、彼女を無理矢理連れ去るターナー

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果たして彼は真相に迫れるのだろうか?

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