玲二は警察学校を史上最低の点数で卒業、巡査になってからも始末書ばかり書かされる日々を送っていた。 しかしなぜいきなり解雇なのか?
思い当たることがあった。 それは、ある店で万引きを犯した少女を、脅していたずらをしていた店長を、思いっきりくらわしたことだった。 しかしその男は市会議員で、その男が圧力をかけたらしい。
しかし玲二は出来は悪いが、人一倍正義感が強い男。 自分はそんな男は絶対許せないと所長に食ってっかかるのだった。
ターゲットは、関東一の広域暴力団・数寄矢会組長、轟周宝(岩城滉一)。 数寄矢会は、関東一円を地盤とする武闘派暴力団組織で、組員は8000人といわれていた。 そしてまずはカズミから教えを受けろと言われた。 なぜ「モッコリーナ」という風俗店に行き、巨乳のコスプレ嬢に会わなきゃならないのか? しかしそこで待っていたのは、赤胴一美(遠藤憲一)という強面の潜入捜査官養成係だった。 そして厳しい特訓?が始まるのだった…
肩の凝らないバイオレンスコメディかと思いましたが、設定が極道の世界なので、意外に痛いシーンも多かったです。 まあ三池監督ですから当然ですね。
ハゲチビの猫沢血引一家若頭補佐の岡村君が光っていましたね。 この作品の肝だったのでは。 意外に頭脳派で、しぶといキャラでした。
原作劇画ですから、これはヒット次第で続編ありきですね。 そういうラストにもなっており、舞台を変えて、やるでしょう。
まあこのスタッフでできるかどうかがポイントになるでしょうが、まあ観て損はしない作品でしたね。
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