anttiorbの映画、映像の世界

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THE 4TH KIND フォース・カインド

2009年作品、オラントゥンデ・オスサンミ監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ出演。
 
ミラが自ら語り始める 「私はこの作品で、ノーム在住の心理学者アビゲイル・タイラー博士を演じます。 これは2000年10月、アラスカで起きた事件を再現した物語です。 補足のために実際の証言ビデオと音声も使用しました。 それは事件当時、心理学者のタイラー博士が撮影した65時間以上の “事実の記録” です。 プライバシーの問題で一部の関係者の指名は変えてあります。」
画面に映る女は、アビゲイル・タイラー。  カリフォルニア州、チャップマン大学でのインタビューだ。 インタビュアーはオラントゥンデ・オスサンミ。 彼女はとうとうと語りだすのであった。
アラスカ州ノームでは多数の行方不明者が出ており、1960年代からFBIによる捜査訪問は2000回を超えるという。 アビゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる。 不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした。 彼女はその模様をビデオに収録していた。
彼女の夫は謎の死を遂げていた。 そこで彼女自ら催眠療法を行っていた。 夫との最後の夜を催眠によって思い出そうとするのだが、そこで起こったことに彼女は過剰な反応を見せるのだった。 そして危険と感じいつもそこで催眠を解かれるのだった。
彼女は休むように言われるが、不眠を訴える患者を診ることが、夫に起こった出来事を解明する方法と思っているのか、休みを取ろうとしない。 どうしても2か月前の出来事を解明したいタイラーだった…
 
あまりよく内容を把握しないまま、ミラ主演ということで視聴した作品でしたが、結構ショッキングな話ですね。 いわゆるモキュメンタリー、フェイクの作り方を取っているように見えますが、いわゆるアブダクションを実際の映像?っぽいビデオを織り交ぜ撮っています。 
画像が半分半分のシーンも多く、画像の荒れ方もリアルで、実際にの映像なのでは?などと思わせられますね。 特に根幹の話になるところで強列なノイズが入るところなんかはそそられます。 この手の作品にミラ級の、大物女優が出ていること自体がリアルさを盛り上げています。
実際の事件は古くからのUFOによる誘拐事件と称する物をベースに書かれていると思いますが、役者が演じるところはあくまでも補足で、実際のビデオ映像が主であるという、ある意味二重の手法を取っているんでしょね。
この手の作品や、UFO事件、フェイク好きな私としては、ただ巧妙に作られたフィクション作品として観てしまってはちょっともったいない感じがしました。 
どこからか持ち込まれた実際の映像という視点で見なければと逆に途中から思ってみていました。 わが身に起こってほしくない作品でしたね。

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タイラー博士を演じるミラ

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しかし彼女は夫を失っていた

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真相を究明し始めるのだが…



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催眠療法を始めるが


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記録映像が荒れ始める


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