anttiorbの映画、映像の世界

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Aningaaq アニンガ (ゼロ・グラビティ スピンオフ)

2013年作品、ホナス・キュアロン監督。声の出演:サンドラ・ブロック
 
一面雪の世界。 向こうに一人の男が、車輪を回している。 そして男が向かった先は無線機だった。 何か通信が入っている。 女の人の声だ。 しかし男には内容は理解できない。 女は英語を話していて、必死に話しかけている。 しかし言葉が分からないのだが、男は微笑みながら答える 「私はアニンガ、今フィヨルドにいるんだ」 向こうで犬の声がしている。
男は酒を飲み、悲しそうに言う。 「病気の犬がいるんだ。 でも、もう私には治せない。 お別れをしなければならないが、私はお別れが言えないんだ」 そして彼は犬の鳴きまねをする。 通信機の向こうの彼女も同じように泣いた・・・

先日「ゼロ・グラビティ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10788663.html の3D版を見てきました。 もう1回、記事を書いているので今更あらすじや、感想を書いてもと思い、このスピンオフ版を主に記事を書きました。 ご存知の方も多いと思いますが、監督の息子のホナスが脚本を書きメガホンをとっているそうです。
ストーン博士はもう一度生きる決心をするのは、マットと、この唯一つながったこの通信でした。 そこには確かに生命の息吹がありました。 そして一発の銃声、別れもありました。 ちょっと切ない?内容に見えますが、結構重要な映像ですね。 
本編を見てまだこれを見ていなっ方は、7分弱ですが、結構グッとくる映像です。
 

 
 
大絶賛の嵐の「ゼロ・グラビティ」ですが、この作品ほど、劇場でしか見れない作品はかつてないのではと思いましたし、皆さんそうおっしゃっていますね。3Dを見直すのを迷っていたんですが、ブロ友さんの記事で、「画像に集中したいから吹き替えで…」 と書かれていたので、遅まきながら決心しました。
普通ならまあ3Dは諦めて、とか、DVDで将来3Dテレビでとか、自分に言い訳するんですが、これだけはと感じましたね。 まあそれに値する作品だったからですが。 
そして何より、私の生きている間には絶対できない体験だったからでもあります。 SFというくくりですが、現実でもある、でも手が届かない世界。 うちの息子、いや孫かな?それくらいの時代なら、お金を積めば、できるかもですかね。
でもそのためには、技術も、政治も様々な問題が山積みのような気がします。



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繋がった先は

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言葉は通じない

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病気の犬がいるらしい

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そして赤ん坊が

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