2010年作品、ニック・トムネイ監督、デヴィッド・ハイド・ピアース、クレイン・クロフォード出演。
焦りながら逃げている男、足を怪我しているようだ。 大きなバッグを持っている。 車に荷物を入れ、その車には乗らず自転車に乗る、しかし自転車も乗り捨て、別の車に乗り換える。
足の怪我のためドラッグストアに入るが、運悪く女の強盗が入ってきてしまった。 薬品は最後の1本だったが、邪魔されて割れてしまった。 そしてテレビでは自分のニュースをやっていた。 30万ドルを盗んだ犯人ということだった。
何とか足の応急処置をしたいジョン・テイラー(クレイン・クロフォード)、彼は銀行強盗をした後だった。 言葉巧みに物色した家に上り込もうとするが、エホバでないことがばれ失敗した。 次の家にはポストを覗き、そこの娘の友人になりすました。 その家の主人ウォーウィック(デヴィッド・ハイド・ピアース)は初め訝るが、本当に友人で追い返したことになるとまずいと思い中に入れてしまう。
ほっとするジョンだった。 しかしこの家の住人のウォーウィックはちょっと変わった男だったのだった…
この作品は一見、最初に出てくるジョンが主役と思いきや、実はウォーウィック役のデヴィッド・ハイド・ピアースがちょっと謎の?男で、何をやっているのかわからない変わった?怖い?男で、こいつが物語を動かしていきます。
そして彼の職業はだんだんわかってきますが、こんな男がこんな職をしていること自体、ホラーのような気がします。
製作に 「ソウ」 シリーズのステイシー・テストロが参加しているところから、一種独特の雰囲気が出ていて、こういうサイコ調の作品は好きですね。
登場人物は一見多いんですが、実は3人くらいしか存在しないんです。 サクッと観れる時間の物語で、たった1昼夜の話ですが、なかなか心理的に面白い作品でした。
ネタバレしないように書くのが難しい作品です( ^^)
銀行強盗をしてきたジョン、怪我を追って手当をしたいのだが
しかし正体がばれたジョン、主導権はウォーウィックが握っていく
縛られウォーウィックの言いなりに
晩餐会が開かれている
彼の正体は?
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