めんま(芽衣子)と2度目の別れをした5人は、あれから1年がたち、また夏の日がやって来た。 ちゃんとお別れができた6人、今年はめんまのために、それぞれ手紙を書こうということになっていた。 そしてそれをお焚き上げをしようと。 1年前突然現れた、死んだはずの少女めんま。 しかしその姿はじんたん(仁太)にしか見えなかった。 じんたんも始めはストレスからの幻覚と思っていたが、どうしてめんまが現れたのか? 何か心残りがあったのか? いったいそれはなんなのか? 当時の姿でなく、ちゃんとみんなと同じく成長した姿で現れためんま。
4人・あなる=安城鳴子(戸松遥)、ゆきあつ=松雪集(櫻井孝宏)、つるこ=鶴見知利子(早見沙織)、ぽっぽ=久川鉄道(近藤孝行)は見えないめんまを信じようとしなかったし、できなかった。 その中でぽっぽだけが一番早くじんたんを信じた。 そしてめんまの願いをかなえようと言い出したのだった。 めんまが死んで、それぞれ大きな心の重荷を抱えていた5人、そして皆自分のせいでめんまが死んだと思っている5人、そして何よりもめんまが好きだった5人。 それぞれ1年前の不思議な出来事を思い出しながら、心を込めて素直な気持ちを手紙に書く5人だった…
テレビ版で描かれなかったシーンを補完して、彼らの1年後を描いた作品です。 充分完結している作品なので、映画化は嬉しかったのですが、どうやるのだろう?という疑問も大きかったです。 この作品のために深夜に再放送も始まっていました。 それを見ながら、そして映画のために最後まで見て鑑賞しましたが、初めて見る方にもわかる作りになっていました。
感動をもう1回味わいたい、6人に絆をもう1回味わいたい、そしてなんといってもめんまの超純粋な心に触れたいと思う人には、夏の最後に見ておくといい作品でした。 1回目の上映に行ったのですが、満員でした。
あの日、6人は秘密基地へ向かった