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龍が如く5 夢、叶えし者(品田編)

名古屋の錦栄町、厳つい風貌の男、見るからにスジものと見えるその男が向かっているのは性風俗ルポライター・品田辰雄(森川智之)の元だった。 その男は、品田の債権者である街の闇金融の高杉浩一(哀川翔)だ。
いつまでたっても借金を返せないでいる品田に対して、ハッパをかけに来たのだった。 情けないほどに平身低頭の品田、頑張って仕事をして、金を稼ぐ気もあまりなさそうだった。 しかしこのままだと、体の一部でも売って金を作るしかないと脅された品田は、あわてて金策に出かけた。
品田とは一体どんな男なのか? 彼はった一度栄光を掴みかけた男だった。 
彼はプロ野球”名古屋ワイバーンズ”に所属していた。 今から15年前のことだった。名古屋ワイバーンズと東京ギガンツとの試合に彼は大詰めの9回裏、0対0の局面で代打で起用された。 今まで4年間ファーム暮らしの彼がこの日に初めて1軍に登録され、そして初めての打席だった。
結果は見事サヨナラホームラン、彼は一躍ニューヒーローとなった、はずだった。 しかし運命は彼を真っ逆さまに突き落としていく。 「品田辰雄、野球賭博関与」、協会の裁定は、永久追放だった。
そんな過去のある彼は今ひっそりと風俗ルポライターとして生きている。 なけなしの金も高杉にむしりとられ、アパートに帰ってくると、謎のマスクの男が待っていた。余計なことに巻き込まれたくない、そんな気持ちが過った品田だったが、その男の言葉に突き動かされた。 「15年前のおまえのサヨナラホームラン、その真相を調べてほしい」 品田はこの謎の男のいう真相を調べ始めるのだった。
しかしそのマスクの男どこかで聞いたことのある声だった・・・

今回の新主人公はこの名古屋の元野球選手・品田です。 声は森川智之氏で、彼の声は結構吹き替えで聞いたことのある方は多いのでは? 主役級の俳優の吹き替えを数多くやっています。
しかしこの龍が如くシリーズって、基本アテレコではないんですよね。 横山氏のイメージの通り、台本を呼んで録音をして、そこに絵を合わせていくんですね。 これが声優のみなさんが戸惑うそうです。
また普段は顔の出る俳優の方たち、この作品では、哀川翔奥田瑛二吹越満さんたちも結構勝手が違ったと思います。
初期の1、2の渡哲也さんも、結構これでちゃんと作品になるのかって聞いていたそうです。
唯一違うのが、泉谷しげるさんで、彼のところは1回録音したけれど、どうもイメージが違い、撮り直したそうなんですね。 この品田は元野球選手なので、棒状の武器を使いのが得意です。 また昔からあるバッティングセンターでのアナザードラマが特長ですね。 これは慣れるまで結構大変でした。
またこの名古屋が舞台なので、食べ物が旨そうなんですね。 今回の5大都市のシリーズは、御当地の美味しそうな店がチョイスされているので、それだけでもちょっとじれったくなります(^^)
品田と、マスクの男の意外な関係、そして彼がどう桐生たちと絡んでいくのか? いよいよクライマックスに向けて物語が進行していきます。

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カッコいいショットですね

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普段はしがない風俗ルポライター

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勝負を挑まれる品田

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でも彼も元プロ

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高杉役の哀川翔

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結構深い二人の関係でした