田原美嘉（新垣結衣）は3日だけ休暇を取実家へ帰ってきた。 駅に着いたことを家に知らせ迎えを待っている。 彼女の苦しく、悲しく、嬉しい思い出の話はこの場所から始まったのだった。
彼女は空を見つめ、ある人を思い出していた。 彼女が高校生の7年前の話だ。ちょっと口紅をに塗ってみた美嘉は恋にあこがれていた。 ある日彼女は携帯を無くした。 必死に探していると図書室にあり、それが鳴っていた。 出てみると知らない男の声がした。
美嘉と呼ばれ、なれなれしい男はたびたび電話をかけてきたが、決して名乗ろうとしなかった。 そして自分を明かそうとしないのだった。
だんだん心を開いていく美嘉だが、だんだんイライラしてきた。 姿を現さない男に対して。
8/31は彼女の誕生日だったが、父と母が詰まらない喧嘩をしていて彼女は不満だった。 そんな彼女を謎の男は励ましてくれ、明日の始業式にいよいよ会うことになった。
そこに現れたのは、金髪の男・ヒロこと桜井弘樹（三浦春馬）だった。 花を摘んできたヒロだったが、美嘉は花が可愛そうと言って逃げてしまう。 帰り道ヒロは花を植えなおし、肥料をあげていた。 美嘉はヒロに彼女がいるのかと聞くとヒロはもう別れたと言った。 そして改めてシャワーで虹を作り、「誕生日プレゼント」というのだった。二人の恋の始まりだった・・・
出だしの15分足らずのお話だけ見ると淡い高校生の幸せな恋の物語ですよね。 しかし結構急展開があってエグイ内容になっていき、そして悲劇的な結末というべたな作品となっています。
5年前のガッキーは確かに可愛いですが、一番魅力的な存在はヒロの姉・イズミ役の香里奈ではないでしょうか。
元カノの復讐の際に半端じゃない対応をしたり、必死に二人を応援しながら、さらっと接していく姿が結構かっこいいですね。
これはケータイ小説が元なんですね。 ちょっと最後のシーンは観ていてつらい作品でした。
ある日携帯を失くした美嘉
父と娘
しかし二人はそううまくはいかなかった
