anttiorbの映画、映像の世界

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怪異談 生きてゐる小平次

1982年作品、中川信夫監督、藤間文彦主演。
ぐっと変わってATG映画です。 ケーブルでやっていたので見てみました。
日本の怪談ぽいのかと思ってみましたが、原作は戯曲で、歌舞伎で演じられているとのことです。
出てくるキャストは3人。 小平次に、藤間文彦、太九郎に石橋正次、おちかに宮下順子。 主役の小平次役の藤間文彦はあまりなじみが無く調べてみたところ、血筋はしっかりしていて演技はうまかったですが、今は俳優として活動はしていないようです。
石橋正次も今はあまり俳優活動はしていないようです。 どこか体調が悪いんでしょうか? 結構最近の写真はやせていますね。
宮下順子はにっかつ時代から見たことがあり、自分たちの世代ではもうテレビ、映画の中で活躍していました。
3人の関係を中心に、芝居語りで進行していきますが、だんだん小平次の本心が出てくるところから、情念渦巻く世界となって行きます。ただATGっぽくそれを日本のどろどろした怪談調ではなく、さらっと描かれています。 小平次は2回殺されますが、こう見ると実際には死んでいなかったのかなと思えます。とすると、疑似怪談か? ラストは書きませんがこうなるしかないなあという厭世感が漂います。 もや―とした感じが見終わった後漂う作品です。
 
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3人を中心に物語は進んでいく
 
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一応はうまくやっている3人だが
 
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そして・・・
 
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