anttiorbの映画、映像の世界

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サヨナラの恋

2010年作品、大木綾子監督、相武紗季主演。

神崎瀬菜(相武紗季)が一番幸せを感じる時、それは朝目が覚めて横に新藤光輝(田中圭)がいる時。
一方、松田輝子(田中律子)からの電話がかかってきて、電話に出る男・森山清次(上川隆也)。 電話は 「検査の結果は変化がなかった。 待ってれば必ずチャンスは来るから。」 白衣を着た輝子の言葉だった。 胸を抑える清次。
瀬菜と新藤は同じ広告代理店に勤めている。 といっても瀬菜は正社員ではなく派遣だった。 大手の電光堂は瀬菜のような普通の人間ではなく、会社の社長、政治家、医者といったエリートの娘や息子がコネで入ってくる会社だった。 またそういう者しか必要のない会社だ。
瀬菜は母の神崎晶子(永島暎子)が一人でスナックをやりながら育てられた。 そんな彼女はとてもこの会社の正社員にはなれない。 しかし彼女はまじめな仕事ぶりや、誠実な人柄で仕事もでき、派遣会社から電光堂に行かされて、そこで新藤に出会い付き合い始めたのだった。 はっきり玉の輿であった。
清次はこの会社の清掃員として働いていた。 瀬菜は政治家の息子でありいずれは家を継ぐと言われている新藤と付き合っているんので、社内の女性からは思いっきり攻撃の的になっている。
新藤は甘やかされて育っているので甘い部分が多いが、瀬菜に向ける愛情はしっかりとしていた。 そんな甘い新藤に清次はちょっかいを出した。 そしてそんな清次が気になる存在になる瀬菜だったが、ある日瀬菜が事故に合ってしまう
しかしそんな瀬菜を助けたのが清次だった。 しかしその時清次の手術のドナーが見つかり、病院に行く時だった。 清次はその最大のチャンスを棒に振り、瀬菜を助けたのだった。 ここから3人の運命は変わっていくのだった…

これもBeeTVでの連続ドラマの編集版ですね。以前「5年後のラブレター」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6712424.html を見てよかったのでこれも一気見してみました。
相武紗季の熱演はよかったですが、正直ほかの役者とのマッチングに難ありという感がありましたね。 キャストが悪いというのではなく合っていないなあというところですかね。
政治家の息子って設定にもちょっと前時代的な感じがありますね。 たしかに政治家は世襲だし、祖父が総理大臣だったら是が非でも継がせるのは当然ですが、そもそも広告代理店に行かせること自体、そんな教育をしないのでは、と思わせますね。まあ相武紗季の可愛さ、だんだんいい年齢になり美しさを増していることで、なんとかなっているというところですかね。 もったいない作品でしたね。


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ちょっと境遇に格差があるが順調だった二人


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そこに現れた森山

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二人の間に微妙な風が
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光輝の上司の椿

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運命が変わり始める

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