anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

Nile ナイル

1999年作品、和泉聖治監督、渡瀬恒彦主演。

ジョーこと見城治彦(渡瀬恒彦)は長い海外勤務から日本へ転勤となる国際通信社の記者。 カイロ支店で今まで世話になった人たちに挨拶をしている。
その中で家族ぐるみの付き合いの西山教授(吉村作治)に会いに発掘現場まで来た。 彼は別れ際 「今度世界的なニュースが届くだろう」 と言いったのが別れの挨拶だった。
見城は最愛の妻ナディア(ラニア・サイエド・ユーセフドナルド)をアフガニスタンで亡くしていた。 内戦での取材の時流れ弾に当たってしまったのだった。
後任のカイロ支店には浜田啓介(哀川翔)が付き、これで晴れて日本に帰れる。 空港では西村の娘・恵子(小松裕奈)と息子の海(三浦春馬)が出迎えてくれた。
そして一緒に野口(名高達男)という西村と一緒に活動していた男も帰ってきていた。
しかしその頃カイロの発掘現場に謎の一団がやってきて、教授が誘拐されていた。そして同じころ日本でも息子の海が誘拐されてしまった。 西村教授は賊が入ってきたとき、急いで何かをメールしていた。 帰ってきたばかりだったが、見城は上司の制止を振り切り再びカイロに向かうのだった…

和泉監督はピンク出身ですが、その後も邦画をたくさん撮っていますね。 Vシネマが多いですが、これも劇場公開はなかったのでは?つくりもテレビの2時間ドラマっぽいんですが、それでも現地ロケをしているので、その分コストはかかっていますね。
原作は重要な役で出演している、考古学者の吉村作治で、彼の夢にサスペンスを組み込んだ作品となっています。
悪役にプロレスラーの高野拳磁が出ています。 彼は海外が長く、確かハーフで英語が堪能なのでいい味を出していました。 また三浦春馬が子役で出ていますね。今はイケメン俳優ですが、子役からすんなりいくのは珍しいのでは?役どころも結構重要な役でしたね。
お昼に何気なく見るのにはいい作品でした。

イメージ 1