anttiorbの映画、映像の世界

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パプリカ

2006年作品、今敏監督、林原めぐみ:声の出演。

サーカスの舞台、ピエロ登場。 派手なオープニングシーンで、警備をしている警部・粉川利美(大塚明夫)。 次の瞬間彼は舞台の檻の中にいた。 一斉に同じ顔をした、それもすべて自分の顔の者たちが群がってきた。
さらに、次の瞬間舞台に穴が開き、彼はターザンになっていた。
と次はカメラマン、そしてホテルの廊下のシーンになり男が撃たれた。 犯人は逃げていく。 そこで目が覚めた。
横にパプリカ(林原めぐみ)がいた夢の扉を開く機械「DCミニ」。 夢はパソコンの画面に映っている。 この画像をもとにしてカウンセリングや治療を行う。
ところ変わって、車でマンションに帰る千葉敦子(林原めぐみ)は研究所に勤める若きサイコ・セラピスト。 エレベーターで閊えている男は時田浩作(古谷徹)。
彼が来たのはDCミニが盗まれたことを知らせに来た。 時田はこれの開発者。 島寅太郎所長(堀勝之祐)と一緒に捜査を始め、理事長の乾精次郎(江守徹)に報告しているときに所長がおかしくなった。
そして窓から飛び降りてしまった。 木に引っかかり一命は取り留めたが、これはDCミニを悪用した結果だった。 
敦子はパプリカと一心同体。 パプリカは彼女の分身。 そして所長の見ている夢を見ることによって犯人をたどろうとしていた。 そこに写っていたのは氷室啓(阪口大助)だった。 彼が芯班員として氷室の捜索を始め彼の家に行った。 彼はしばらく会社を休んでいた。 氷室は時田の幼馴染、敦子/パプリカは氷室の捜査を開始したのだったが…

今監督の代表作ではないでしょうか?
見ているとどこから夢でどこから実体験かわからなくなりますね。
インセプション」に設定が似ていますが、最後両方が混じり合うところがいいですね。 夢の映像が記録に残るのはちょっと魅力ありますが、できれば夢は一人でみたいですよね。
危険な機械・ツールという設定ですが、それは当たっていると思います。 真犯人はもちろん別にいますが、パプリカが結構実世界にはみ出してくるのが謎ですね。
面白い作品でした。

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パプリカ、夢に入っていく


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敦子、パプリカと一心同体


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時田、彼が開発者

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夢の反乱

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どうして現実世界にはみ出してくるのか?

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