彼女は自分だけの宝箱を持っている。 そこに入っているのは愛治への思い。 彼女は生まれつき心臓が悪く、さらに体が硬い。 でんぐり返しができないのだった。彼女は愛治に手紙を書いた。 ラブレターだった。
この学校には逆に一番嫌いな男がいた。 「ヤマネコ!」 といつも言う、部活の先輩の不破風和(金田哲)だった。 汗臭い、暑苦しい男。
体操部に彼女がなんでいるのかというと、必修なので何かやらなくてはならないから選択したらたまたま二人になってしまったのだった。 前転さえもできない耶麻子だったのだが、最大の選択の誤りだった。
前転を何とかやらせようと暑苦しく迫ってくる不破。 そして変な格好で気絶する耶麻子。 しかしそこで不破が見つけたのが彼女の持っていたラブレターだった。 それから不破はある考えが浮かんだのだったが、耶麻子は知る由もなかった・・・
はんにゃの金田がやたら目立つ青春ミュージカル映画ですね。 山本監督はテレビアニメの監督ですが、初実写作品ですね。
川島海荷を押すための映画でしょうが、金田の存在が大きすぎな印象ですね。 筧喜久子役で児玉絹世という女優が出てきますが、彼女は吉本所属のアイドルで今回は暗い役で出ていて、川島とのコントラストでの配役ですね。
この映画の一番の見せ場はなんといってもラストのエンドロールの映像ですね。
「MajiでKoiする5秒前」 を川島が歌い踊るんですが、これを一発テイクで全キャストが出るというしんどいシーンをエンドロールで流しています。
普段とばしてしまうエンドロールを思わずすべて見てしまいました。 (まあ本編はさほど・・・) 実は高田延彦のダンスに笑っていたのですがね。 まあ、ながらで見てもいい作品では?
転校してきた耶麻子
なぜか二人きりの体操部に
暑苦しい男・不破と
しかしだんだんと
理解をしてくる