anttiorbの映画、映像の世界

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ミスト

2007年作品、フランク・ダラボン監督、トーマス・ジェーン主演。


物凄い嵐の晩だった。 大木が倒れ被害が出た。 翌朝嵐は去ったが、湖の向こうに霧が広がっている 。ボート小屋もつぶれてしまった。
隣の住人の弁護士ノートンアンドレ・ブラウアー)とは仲が悪いが、ノートンも車をつぶされてしまった。 
デヴィッド(トーマス・ジェーン)は、妻ステファニー、5歳の息子ビリーの3人家族だが、ノートンを乗せて買い物をしにスーパーに来た。 息子のビリーも一緒についてきた。 
スーパーは停電していててんてこ舞いだった。 嵐のため買い込んでいる客で混んでいたのだった。
マーケットでは店長バド(ロバート・トレヴァイラー)、副店長オリー(トビー・ジョーンズ)らが働いていた。 外ではパトカーが行き交っている。 MPもやって来た。
偶然店にいた軍人のところに来て、ジープに戻れと言われていた。 
そこに警報が鳴った。 そして血だらけの男が飛び込んできた。 「霧の中に何かがいる!」 巨大な霧があっという間にスーパーを覆ってしまった。 逃げ遅れ店に入れなかった男の悲鳴が上がった。
そして店は閉められ、外は霧で見えなくなった。 次の瞬間店が大地震が来たかのように大きく揺れた。 大きな悲鳴が上がり人々は蹲る。 これはこれから始まる地獄絵図の序章だった…

今度はガチガチの謎のクリーチャー出現のホラーですね。 霧を使った作品はゲーム作品で映画化になった「サイレントヒル」 が思い浮かびます。
初見は息子と観ましたが、なかなかの設定の面白さと、なんといってもスーパーマーケットに残された人々の心の葛藤、恐怖に追い詰められた人間の心理描写がとてもよく表現されています。
本当の恐怖は人の心の中にあると言う感じを強く出していますね。 でもしっかりと、謎の生物たちの恐ろしさも表現していますし、ラスト間際に出てきた巨大生物は圧倒的な威圧感があるとともに、脱出した5人に引導を渡す絶対的な存在感がありました。
どうしてこんな状況になったのかは、一人の若い軍人が説明していましたが、それが真相かどうかははっきりしません。 ショッキングなラストも見応えがありますが、なんとも言えない辛い気持にさせれるラストはあまりにも酷ですね。
でもつい何度も見てしまう作品になってしまいました。


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ビリーと閉じ込められたデヴィッド

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外は霧が立ち込め


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奇怪な生物がいるらしい


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決死の思いで脱出


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安全な場所を求めて


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