anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

バットマン ビギンズ


少年・ブルース・ウェイン(ガス・ルイス)は少女と遊んでいるときに誤って穴に落ちてしまった。 その穴から飛び出してきた蝙蝠の群れ。 彼は恐怖を覚えた。 父が助けに来てくれたが、彼にとってその体験はトラウマになってしまった。
父はトーマス・ウェイン(ライナス・ローチ)でウェイン家の莫大な遺産を引き継いでいるが、会社経営よりも医学の道に大変興味がある。 
両親に連れられてミュージカルに行ったが、そこに蝙蝠を連想してしまったブルースは、劇場を出てしまった。 でも父は優しくブルースではなく自分が出たかったからと母・マーサ(サラ・スチュワート)に言い訳をしてくれた。
そこに銃を持った男が現れた。 強盗だった。 父は財布を渡し追い払おうとしたが、母のアクセサリーを取ろうとした際、とっさにかばったその瞬間に撃たれてしまった。母も撃たれ二人は帰らぬ人になった。
あっという間に両親を失ったブルース。 彼は忠実な執事アルフレッド(マイケル・ケイン)に育てられ、会社は残された役員たちでなんとか保っていた。
そして彼はゴッサムの治安と経済の悪化が招いた悲劇に遭遇したことで、弱者を痛めつける悪を倒して生きることを決意。 力を身につけるために、終わりのない旅に出る。
自ら裏社会に飛び込み犯罪に手を染め、ブータンの地で逮捕されてしまう。 刑務所?の中でほかの受刑者とトラブルを起こしているとき、ある男が訪ねてきた。
彼はデュカード(リーアム・ニーソン)という謎の男で、怪人物ラーズ・アル・グール渡辺謙)から送られた使者であり、グールは強力な自警団“影の同盟”のリーダーだった。
苦行を積んだ経験豊富なデュカードは、ブルースの師匠として心身のトレーニングを指導し、敵の目を欺く術を教え込む。 しかし最後に”影の同盟”に取り込まれるところを拒否し、その施設を破壊してしまう。だが、彼は師匠のデュカードの命は救うのだった。
ゴッサムに戻った彼は、かつては取締役で、今は日陰に追いやられている技術者のフォックス(モーガン・フリーマン)を訪ね、様々な商品化されなかった会社の品を見せられ、彼は自分のこれからやろうとしていることに使えることに気付いた。 そして彼はゴッサムを救うため、黒い化身になっていくのだった・・・

20年以上前に始まった旧「バットマンシリーズ」は今一つ好みに合わなかったので、今まで敬遠していましたが、「メメント」で一躍名を売り、脂の乗り切った俳優クリスチャン・ベールと強力なタッグを組んだこの3部作で、クリストファー・ノーランの世界を味わおうとまずは手始めに1作目を見ました。
さすがの一言ですね。 脇のマイケル・ケインモーガン・フリーマンの両巨頭がいいですね。
師匠で宿敵にリーアム・ニーソンというところが、またうまい配役ですね。 かれは「スターウォーズ・ファントムメナス」でもクワイ=ガン・ジンで師匠役なので、アクションも上手く、威厳もありこれもはまっていました。
余裕を持って次の布石を打つところが、自信をうかがわせるエンディングになっていますね。 間をおかず「ダークナイト」も見てまた書きます。

イメージ 1
ゴッサムを離れたブルースが出会ったグール

イメージ 2
力を身に着け戻ってきたブルース

イメージ 3
窓際にいたフォックスと

イメージ 4
そして黒い化身に

イメージ 5
ゴッサムシティの浄化を

イメージ 6