anttiorbの映画、映像の世界

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ホステージ

2005年作品、フローラン・シリ監督、ブルース・ウィリス主演。

立てこもり事件が起きた。 男は妻と子供を人質にしている。 
ロサンゼルス市警の敏腕交渉人のタリー(ブルース・ウィリス)は、今までこのような事件を様々解決しているのだが、今回は残念なことに人質は駄目だった。
失意に沈むタリー。 
そして、今は小さな町ブリスト・カミーノの警察署長となり、以来、何かと妻のジェーン(セレナ・スコット・トーマス)と娘アマンダ(ルーマー・ウィリス)との関係もギクシャクしてしまった。 別居の話も進んでいて、何か心に穴があいている感じだった。
平和なこの町にある事件が起こった。 デニス(ジョナサン・タッカー)、ケヴィン(マーシャル・オールマン)の兄弟と、彼らと3週間前に知り合ったマース(ベン・フォスター)の若者3人組が、高級車を盗もうと一軒の豪邸に忍び込んだのだ。
その家には、父・ウォルター・スミス(ケヴィン・ポラック)と10歳の息子トミー(ジミー・ベネット)、14歳の娘ジェニファー(ミシェル・ホーン)がいた。
デニスは自分がリーダーだとして意気込んでいた。 スミスが警報を押してしまって、確認に来た婦人警官をマースが撃ってしまった。 そしてスミス邸は警官に囲まれてしまう。
いらつくデニスは持っていた銃でスミスの頭を殴ってしまう。 倒れたスミスはそのまま動かなくなってしまった。 スミス邸は鉄壁のセキュリティで守られており、警察もうっかり手を出すことができなくなった。
過去の人質事件のトラウマを持っているタリーは、事件から外れることにした。 そして車に乗った時、後ろから銃を突き付けられ、ある場所に連れて行かれた。 そして目にした物は、人質になった妻と子供だった。
男たちはすべて覆面をしており、ある要求をしてきた。 スミス邸にあるDVDを取ってこいというのだった。 いったいスミスとはどんな男なのか? タリーは泣き叫びながらスミス邸に戻り再び事件の指揮を取るのだった・・・・

長髪、顎鬚のブルースが冒頭出てくるので?と思いましたが、すぐにいつもの風貌のブルースになります。 やはり最近は天然坊主頭の彼がしっくりきますね。
ヘアスタイル一つで時間経過が表現できています(笑)
立てこもり事件と、謎の男たちの要求と、二つの事件を解決するというちょっとつらい環境でのタリーの活躍は、結構おもしろいですね。
ただ最後のところがちょっとかけ足になり、それはちょっと仕方がないかもしれません。 最後をしっかり描こうと思うとちょっと見ている方が疲れてしまうからでしょうね。
昔のトラウマを抱えながら・・という設定はアクション映画の定番ですが、ブルースはこれが結構似合う方ですね。
スミス邸の脱出のシーンは面白かったですね。

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過去のトラウマから事件とは外れるタリー

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家族関係は上手くいかなくなった

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交渉役だったタリー

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そんな時起こった立てこもり事件


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そしてもう一つの事件

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