anttiorbの映画、映像の世界

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セックスと嘘とビデオテープ


アン(アンディ)はかかりつけの精神科医の診療を受けている。 何不自由ない生活をしていると思われているアンだが。
夫のジョン(ピーター・ギャラガー)は大手法律事務所に勤める有能な弁護士なのだが、鬱に悩んでいて、ここセックスもない。
夫のジョンにも秘密があった。 アンの妹のシンシア(ローラ・サン・ジャコモ)と関係を持っているのだった。 シンシアはアンと違い自由を謳歌している女性で、ジョンはそんなところに惹かれている。 もちろんアンには秘密であることは言うまでもない。そんなある日ジョンの大学時代の友人のグレアム(ジェームズ・スペイダー)が訪ねてきた。 ジョンと違った雰囲気を持っている男にアンは何かしらの感情を抱いたようだった。
後日グレアムがどこか新しく住むところを見つけたいという事で、アパートを見つけに付き合う事になったアン。 そこで彼が不能であることを聞かされ、そして彼の隠れた趣味?を聞かされた。
彼は自分のセックス観について語った女性たちのビデオテープをたくさん持っていた。彼 自身が質問者になりそれにこたえる女たち。 それをビデオにとり保管しているのだった。
気味が悪く感じたアンはグレアムに一種の恐怖を感じるのだった。 こんな4人の関係がだんだんと崩れて行くのだった・・・・

スティーブン・ソダーバーグの長編初作品で高評価を得たんですね。 意識しないで見ていた作品が彼の作品というのが結構ありますね。
うちの息子はチェ・ゲバラの2作品を見ています。 コンスタントに話題の映画を取り、ヒット作も多い監督で安定している監督の一人です。
この作品は低コストなんですが、4人の精神的な葛藤を独特なタッチで描いています。 派手なシーンなどはありませんが、意外と日本人には通じる間をうまく使った物語になっている感じですね。
評価は分かれるのではないかと思いますが、わりとスゥっと見てしまった1本でした。

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アンは精神科医の治療を受けている

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夫(右端)とは今は溝がある

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そこに現れたグレアム

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彼のアパート見つけに付き合うが

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しかし彼にはある秘密が

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