anttiorbの映画、映像の世界

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バニラ・スカイ

2001年映画、キャメロン・クロウ監督、トム・クルー主演。

デヴィッド(トム・クルーズ)は親の遺産を引き継ぎニューヨークの出版社の若き経営者。 美しい恋人・ジュリー(キャメロン・ディアス)もいて、何不自由ない生活をしている。
ルックスもよく夜はプレイボーイ気取りで酒場に切り出す。 そんなデヴィッドの友人の作家ブライアン(ジェイソン・リー)にパーティーで会うと、ブライアンの連れてきたガールフレンドのソフィア(ペネロペ・クルス)に一目で心を奪われる。
急速に心惹かれるデヴィッド。 その反面ジュリーに対して急速に冷めていくデヴィッド。 ジュリーはそんなデヴィッドの心の動きに気付かないわけはなかった。
ある晩ソフィアに会いにまたこの前の酒場に行くと、ジュリーが付いてきていた。 そんなジュリーの顔を見てソフィアが言う、「なんて悲しい表情をしているの」。
デヴィッドは気にも留めずソフィアだけを見ている。 そしてジュリーを捨ててしまうのだった。 ジュリーにもプライドがあり、はじめは感情を表には出さなかった。
ところが、ある日ジュリーは言葉巧みにデヴィッドを車に乗せ、心中を図るのだった。ガードレールを突き破り車は大破、ジュリーは即死、デヴィッドも一命は取り留めたが、全身に深い傷を負う。 特に顔をやられ、左顔面がゆがみ、とうとう仮面を付けざるを得ない顔になってしまった。
この機会に会社の重役連中は自分を排除しようとするのではないかということも考え、親の時代から付き合いのある弁護士に相談する。 それでもソフィアのことが忘れられないデヴィッドは例の店に行く。
仮面を付け不気味な男に扱われ、彼は泥酔し仮面もとって酔いつぶれてしまう。 店を出て3人で帰る途中彼は一人になった後、とうとう路上で倒れてしまう。 その後世界がだんだんわからなくなっていくのだった・・・・

ここまでのストーリーはサスペンスっぽいんですが、これから夢か現実化わからない展開となっていくんですね。 難解な映画というのが率直な感想ですが、実在するのかわからない人物がどこまで仮想なのか、その境界線は非常にわかりづらくなっていて、結末の付け方が難しかったのでは?
ラストの展開は強引さも感じました。
ジュリーことキャメロン・ディアスのような恋人がいて何が不満なのか? と思わせる展開に初めは腹が立ちました。
チャライ男デヴィッドに対しては一種自業自得という感情が、この男に沸く作品でしたね。

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恋人ジュリーと戯れるデヴィッド

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しかし女にはだらしない男

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そしてソフィアに一目ぼれしてしまう

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捨てられたジュリーは

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そこから彼の運命が反転していく

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