男が得体のしれない物に襲われている。 番傘をかぶった男たちに。 その物たちは傷ついても痛みを感じないのか、怯まず襲いかかって来る。
そこへ刀を振りかざし現れた男。 彼はその物たちを切り捨て、頭を破壊し止めをさす。 襲われていた男は命は助かるが助けた男に言われる。 「その物たちの血が入ったのでお前も吸血鬼となる」
そして男は死ぬと同時に吸血鬼となるが、男に刀でとどめを刺される。 と向こうの戸の外に白髪の男が見える。 彼はいったい…
宮本明(石黒)は両親と暮らしているが、昔は兄・篤(渡辺大)がいた。 結婚したがその後妻を亡くし行方不明となっていた。
ある日廃倉庫でいちゃついている奴らが。 良く見るとそうではなく一人の人間をいたぶっている。 怖くなって見つかると大きな男の方が追ってきた。 男は常人では考えられないほど力が強く、人間離れしていた。
ケンちゃんが噛まれ血を吸われてしまった。 激闘の末何とかやっつけると謎の女・レイ(水川あさみ)が 「まだ死んでいない」 と言い頭をつぶそうとする。 レイは明を探していたと言い、兄の篤を知っていると言う。 ある島にいるのだが一緒に来るかと聞かれる。 こんな化け物がいるところには行けないと仲間たちは言うが、明は一人でも行くと言う。
あくる日港には結局みんなの姿があった。 しかしこの後、島で恐ろしい事が待ち受けていようとは彼らはそこまで想像できなかった。
島に上陸すると、廃屋となった村に案内された。 とその時一斉に村民?のような物たちに囲まれ全員捕まってしまった。 レイはその前に姿を消していた。 レイにだまされたのか? 6人はこのまま殺されるか、吸血鬼にされてしまうのか?・・・
キム・テギュン監督ですが、邦画は初めてですかね? 結構いいテンポで取っていますね。 まあ原作があるのでどこまでうまく味付けができるかですが、そこそこ見やすかったですね。
主役の石黒英雄がちょっと優しすぎる設定ですが、そういう面ではまあ嵌っているかなとか。 でも最後のここ一番の時の迫力の時は顔が優しいので、鬼になり切れていませんね。
今回も雅役の(山本耕史)が一番目立つのと、篤役の渡辺大が好演でした。 彼の殺陣はうまいですね。 えっ渡辺謙の長男だったのですか? 上手いはずですね。続編はあるのでしょうか? あったら見てみたくなります、きっと。
レイに連れられて
謎の村人たち?
危機一髪のところで現れたのは
兄の篤だった
そして現れる雅