anttiorbの映画、映像の世界

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光の旅人 K-PAX

2001年作品、イアン・ソフトリー監督、ケヴィン・スペイシー主演。
 
ニューヨークの駅で、駅に住み着いている車椅子のホームレスが、いつものようにお金を乞うている。 そこにどこからともなくサングラスの男が現れた。
特に普通の外見だが、不審人物として鉄道警察に身柄を確保され、質問に対して自分はK-PAXから来たと言う。
彼は精神異常者として精神病院に送られた。 精神科医マーク・パウエル(ジェフ・ブリッジス)は診察をするが男はプロート(ケヴィン・スペイシー)と名乗る。 自分はKーPAXという星から来た異星人と言い始める。
この手の患者は多く、またその一人だとして薬を投与して様子を見ることにした。 通常薬を投与すると、変化が表れてくるのだが、プロートにはあまり効果がない。マークはなんとかプロートを治療することに次第にのめり込んでいく。
自分の星の座標、特徴について専門的に話すので、試しに友達の天文学者に相談する。 一度言っていることを教えてほしいと言うので教えると、天文学者は驚くべきことを言う。
プロートに言っていることはまだ世界に発表されていない新発見と言うことだった。どこからその情報を知ったのか、マークは行方不明の天文学者を探すが該当者はいない。 周りの患者からもプロートはだんだん尊敬の対象となって来る。
7/27に自分はK-PAXに帰ると言いだすと、自分も連れて行ってほしいという患者が殺到する。 一人しか連れて行けないと言うと、患者はみんな争って自分をと言う。 そこでエッセイを書かせて一番いい物を書いた人を連れていくこととなる。
マークは7/27をタイムリミットと考えてその日までに何とか正体をつかもうと、自分の家に招待する。 出迎えられたとき他人に懐かない犬の言葉を理解する行動に周りの物もただ驚く。
そこでプロートが突然異常を起こした。 子供たちのやっている水浴びの水を極端に恐れたのだった。 これが何かヒントになると思ったマークは今まで嫌っていた催眠療法をプロートに行わせる了解を得るのだった。 果たしてプロートは本当に異星人なのか? それともただの精神病患者なのか?・・・
 
特撮、CGの無いSF映画? プロートと名乗る人物の、解明ですがラストは見た人の解釈にゆだねられています。 この映画には安らぎ、優しさが描かれているように思えますね。
プロートの言うK-PAXをどうとるか? 理想の星と見るか、味気ない世界と見るかも、見ている人の感性に寄るかもしれません。
 
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いきなりあらわれた謎の男
 
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異星人と言う彼は病院に入れられる
 
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プロートと名乗る彼にマークが担当医となるが
 
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マークは彼に驚かされる
 
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そして彼はあるところにある日帰ると言い出す
 
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