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アフター・ヤン

2021年作品、コゴナダ監督、コリン・ファレル ジョディ・ターナー=スミス ジャスティン・H・ミン マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ ヘイリー・ル・リチャードソン クリフトン・コリンズ・Jr サリタ・チョウドリー ブレット・ディーア出演。

アンドロイド(人型ロボット)やクローンが当たり前に家族として存在する近未来。 ジェイク(コリン・ファレル)とキラ(ジョディ・ターナー=スミス)夫婦は中国系の赤ん坊ミカ(マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ)を養女に迎え、彼女の文化的背景を尊重する為に、中国系テクノ・サピエンス(アンドロイド)の青年ヤン(ジャスティン・H・ミン)を購入した。 穏やかで知的なヤンを兄と慕って成長するミカ。 だが、ミカが小学生になった頃、ヤンは故障して動かなくなった。 若い姿のヤンだが、実はかなり古いアンドロイドだったのだ。
中古で購入したヤンの保証書は正規のものではなく、修理店を尋ね回った末に「技術博物館」に辿り着くジェイク。 専門家はヤンがもう起動しないことと、内蔵されたメモリが非常に珍しい型で、断片的に映像記憶が保存されていることを指摘して、博物館で展示するために引き取りたいと申し出た。
展示可能な映像を選別する為に、ヤンのメモリを最近の映像から確認し始めるジェイク。 そこには若い金髪の女性エイダ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)が映っていた。 エイダを探し出し、彼女が勤めていた喫茶店にヤンが通いつめた末に交際していた事を知るジェイク。

監督はコゴナダ、記事は初めてでした。
コリン・ファレルは、「イニシェリン島の精霊」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/02/02/060000 他、多くの記事があります。
ジョディ・ターナー=スミスは、「ホワイト・ノイズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/05/060000 に出演です。

SF、そしてロボット=アンドロイド作品は、結構戦闘的で殺伐とした作品が多い気がします。 しかし今作はちょっと泣ける未来作品でした。
ロボットがテクノと呼ばれ、一般家庭にも家族として、ペットに近いんですが、兄弟にように接してくれる存在になっています。 この家族のミカは、本当の兄と慕っていましたが、もともと古いテクノだったので壊れて動かなくなるんですね。 なんとか治そうとする父のジェイクですが、どうやらそれは不可能だとわかります。 そして彼の記憶が保存されていることがわかります。
謎の女性の記録、そしてその女性は実際にいたんですが、彼女は・・・


なんかこの作品のロボットは、人間より人間らしい、いやそれ以上の感性の持ち主のようですね。