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劇場版モノノ怪 唐傘

2024年作品、中村健治監督、神谷浩史 黒沢ともよ 悠木碧 小山茉美 花澤香菜 甲斐田裕子 ゆかな 梶裕貴 福山潤 細見大輔 津田健次郎 入野自由 戸松遥 日笠陽子声の出演。

大奥。 そこは世を統べる天子様の世継ぎを産むために各地から美女・才女たちが集められた女の園であると同時に、重要な官僚機構でもあった。 独自の掟が敷かれたこの異質な空間に、ある日、新人女中のアサ(黒沢ともよ)とカメ(悠木碧)が足を踏み入れる。

キャリアアップを図る才色兼備のアサ、憧れの大奥に居場所を求めるカメ。 正反対の2人は初日から集団に染まるための儀式に参加させられる。 それは、大奥で信仰される御水様に「自分の大切なもの」を捧げるというものだった。 そこで起きた出来事をきっかけに、2人の間に絆が芽生え始める。

一方、御年寄の歌山(小山茉美)は、大奥の繁栄と永続を第一に考え女中たちをまとめあげるが、無表情な顔の裏に何かを隠しているようだった。 そんななか、徐々に“何か”が女中たちを覆ってゆく。 夜ごと蓄積される女たちの情念、どこからともなく響いてくる唐傘がカラカラと回るような音、取り憑かれたように理性を失っていく女中……。

やがて決定的な悲劇が起こり、薬売り(神谷浩史)はモノノ怪を追って大奥の中心まで進む。 しかし、モノノ怪を斬り祓うことができる退魔の剣は「形」「真」「理」の三様が揃わなければ、封印を解き抜くことが叶わない。 薬売りが大奥に隠された恐ろしくも切ない真実に触れるとき、退魔と救済の儀が始まる……。

監督は中村健治、もちろんテレビシリーズ https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/31/220000 を担当していました。
今作の重要キャラは二人、アサ役で黒沢ともよは、「クラユカバ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/04/24/060000 に出演でした。
カメ役が悠木碧、「クラメルカガリ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/04/23/060000 に出演でした。

テレビシリーズも独特な色調とタッチで面白かったこの作品が、なんと劇場版になるとは!
これは見逃せませんし、初体験の方もぜひテレビシリーズも見てほしい作品ですね。
主人公は薬売りですが、さすが劇場版で、多少物々しさが強調されていますが、でもそれくらいじゃないと、続編に繋がりませんね。

第二章も期待します。