2023年作品、アレッサンドロ・アントナチ ダニエル・ラスカー ステファノ・マンダラ（T3）監督、ペネロペ・サンギオルジ ロッコ・マラッツィ タルチア・カポラーソ ダニエル・デ・マルティノー出演。
ニューヨーク。歌手を目指しながらも、オーディションに落ち続けて自信を失っていたエマ（ペネロペ・サンギオルジ）に、実家で暮らす父（ダニエーレ・デ・マルティーノ）が入院したとの報せが入る。 恋人のセバ（ロッコ・マラッツィ）と一緒に故郷・イタリアへ向かうが、父は面会謝絶で、病院に居合わせた母に理由を聞いても、急に暴れ出した父に殺されそうになったと震えるばかり。 その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味だった父の隠し部屋で、古いラジオを見つける。 すると突然、ラジオから勝手に音楽が流れ始める。不審に思いつつスイッチを切るが、その瞬間、何かの気配を感じ取る。 エマがスイッチを入れ、再び音楽が流れ始めたとき、“それ”が目の前に現れる……。
監督は３人、アレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラですが、３人は“T3“という製作集団、を立ち上げクレジットされています。 旧作が1本あるんでみようかと思います。
エマ役はペネロペ・サンギオルジ、セバ役はロッコ・マラッツィ、どちらも初めてです。
故郷のイタリアに駆けつける2人、父が入院をしたということですが、医師に呼ばれて彼女は、母に突き落とされたのでは？ という母はそれを否定しませんでした。 そして頑なにホテルに泊まるようにいいます。 しかし真相を知りたい2人は実家に。
これは悲しい顛末でしたね。 ある意味戦争の悲劇だと思いますが、トラウマからPTSDになるのはうなづけるお話でしたね。 そしてちょっと気になるのはエピローグ、こういう曰く付きのものは、ラジオだけではない、さらなる恐ろしい物語の前兆なんでしょうか？
