anttiorbの映画、映像の世界

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キャッシュの香り

2023年作品、ジェレミー・ロザン監督、ラファエル・クナール アガト・ルセル イゴール・ゴーツマン アントワーヌ・グイ ユーセフ・ハイディ ステファン・ヴォイトヴィッチ ニナ・ミュリス ブリュノ・ロシェ グレゴワール・コラン出演。

代々ブレイユ家が牛耳るフランスの田舎町、地元の人たちは当然高級香水製造販売ブレイユ社で働くことになっていた。 しかしダニエル(ラファエル・クナール)は抵抗して宅配の仕事をしていたが失職してしまった。 結局友人スカニアイゴール・ゴーツマン)とブレイユ社の配送センターで働くことになる。
しかし、世の中の不公平と割に合わない仕事にうんざりしていた工場勤めのダニエルは、富裕層の鼻を明かしひともうけしようと、工場で扱っている高級ブランドの香水を横流しする悪だくみを思いつく。
きっかけは先代の社長の急死で息子の同級生だった男があとを引き継ぎ その就任祝いに商品の香水が配られ それをネットで売ることにしたら買い手殺到したからだった。気を良くした彼は商品を抜き取り販売することを思いつきスカニアを説得するのだったが。

監督はジェレミー・ロザン、初めて作品を見る監督です。
ラファエル・クナールは、「キャメラを止めるな!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/07/18/060000 に出演していました。
イゴール・ゴーツマンは、初めてですね。

いろいろ金を儲ける作品はありますが、もちろん犯罪ですが、香水の横流しですね。 きっかけは従業員に配られた香水でしたが、これが売れることがわかります。 しかし問題は販路ですね。
そして面白いのは恒常というのは一定量ロスが出ることを前提にしているということですね。 “歩留まり“ということでしょうけど、その範囲内なら見落とされてしまう、そこが面白かったですね。