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死霊匣 SHIRYOBAKO

2019年作品、トーレンス・ファウラー監督、イーサンテイラー ロバート・ネアーン ルーシー・ジェーン・クインライン出演。

古いびっくり箱が発見され、町の博物館に寄贈される。 博物館で働くケイシー・レイノルズ(イーサン・テイラー)は、このびっくり箱を開ける。 そんなある日、ケイシーは収められていた不気味なピエロの異変に気づく。 ピエロが勝手に動き、こちらを見つめていたのだ。 生きているのではないかと疑うが、そんなはずがあるわけないと自問自答するケイシー。 しかし惨劇の幕はあがった…。

監督はトーレンス・ファウラー、初めて作品を見る監督ですね。
出演者も過去記事出演はありませんでした。

この邦題の”匣”という文字を使うのは、ふたが付いた形という意味なんですね。 びっくり箱のような箱の中から、ちょっと不気味なピエロが現れる。 確かにいきなり飛び出してきたら驚く容姿ですが、それがもっと怪物化になったら、それは恐ろしい存在になってしまいます。
今作では本当にあるのかわかりませんが、”びっくり箱”はただ人を驚かすという理由以外に、邪悪な存在を閉じ込めるという役割があるという設定なんですね。 そして開けるものの命は奪わばないという法則が。

なかなか面白い設定であり、クライマックスも、そしてエンディングもいかにもホラーで、伏線もしっかりしていました。
ピエロ=クラウンというのは本当に怖い存在ですね。