1955年作品、H・ブルース・ハンバーストン監督、ランドルフ・スコット ジョサリン・ブランド リチャード・ブーン スキップ・ホメイヤー出演。
1860年のアリゾナ州タクスン・シティ附近は、“10人のならず者”と呼ばれる無類漢達の支配の下に、恐怖の日々を送り迎えしていた。 彼等の頭領はウィック・キャムベル(リチャード・ブーン)という名うての銃使い。 アリゾナを苦心の末、遂に家畜王国に迄築き上げた先駆者の1人、ジョン・スチュワート(ランドルフ・スコット)は、今は平和な生活を望んでいたが、無法者一味の非道ぶりにも自らの暮らしの安らかさを守ろうと強いて無関心を装っていた。 彼の甥ハウィー(スコット・ホメイヤー)は気性の激しい若者。 叔父と対立することも屡々だったが、ウィックの被後見人マリア(ドナ・マーテル)を知って愛し合うようになったことからステュアートとウィックの一味の対立は激化。 遂にステュアート、ハウィー、そして二人に味方する牧場主らは、ステュアートを慕うコリンヌ(ジョスリン・ブランド)の家へ包囲される。
監督はH・ブルース・ハンバーストン、作品を見るのは初めてですね。
ジョン役はランドルフ・スコット、代表作は未見なんで、記事もありませんでした。
敵役のキャンベルにはリチャード・ブーン、記事はありません。
苦手な西部劇でしたが、これは見やすかったですね。 10人の悪人に対して、善玉側の足並みがなかなか揃わないのが、歯痒くどんどん侵攻を許してしまいますが、きっかけはジョンの兄が殺されてから、一気にヒートアップしていきます。 ヤンチャな甥のハウィーも主役の1人ですが、最後まで頑張るのが初々しかったですね。