2018年作品、ジム・ドノヴァン監督、ケイティー・ダグラス デヴィッド・ジェームズ・エリオット ロシフ・サザーランド アマンダ・アーキュリ出演。
17歳のリサ(ケイティー・ダグラス)は愛想もよく働き者で、バイト先のドーナツ屋の看板娘。 しかし、それは外の世界で気丈に振る舞う姿であり、帰宅すれば祖母(Kim Horsman)の彼氏からの性的暴力に耐える毎日。 あまりに辛く苦しい毎日に、思わず「この世に逃げ場がないのなら……」と遺書めいたものまでしたためるが、あるときバイト帰りにレイプされ、そのまま誘拐されてしまう。 幸い命は奪われず開放されるのだが、それは新たな地獄の始まりだった。
監督はジム・ドノヴァン、初めて作品を見る監督です。同じような設定の作品を撮っているようですが。
主演のリサ役はケイティー・ダグラス、初めて見る女優さんですが、大変小柄で17歳に近い感じの配役になっています。
妹のローリー役はアマンダ・アーキュリ、今作が初めてのクレジットですね。
今作はアメリカでは結構有名な事件のようですね。 このリサという女性はまだ若いんですが、母親から理不尽な待遇を受け、行った先が祖母の家。 なぜか妹は手元に置き、自分に反抗的な姉を追放したようなひどい母親でした。 姉妹は連絡をなんとか取って近況を話し合い、たまには会っているようですが、でも決して同居はさせません。
そして彼女は必死に働き、生活費を入れるんですがこの祖母も母親に劣らずどうしようもない人間で、若い彼氏の性の道具になっているのを見て見ぬふりをしています。 本当はもう限界に来ているんですが、バイト先では彼女は人気があり、店長からは信頼されています。 そんな矢先に事件が、誘拐が起きます。
この犯人は実は恐ろしい、連続誘拐殺人犯だったんですが、彼女は機転を効かし解放されますが、その後がひどいんですね。 ラストに彼女の今の働く姿が映りますが、立派な女性になり家庭を築いたことがなんとも嬉しいんですね。 そして母と祖母は地獄に落ちてほしいと願います。