anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

不滅のあなたへ ⑥

2021年作品、むらた雅彦監督、川島零士 愛河里花子 石見舞菜香 白石涼子 利根健太朗声の出演。

#11 過去からの贈り物

ノッカーとの戦いから4年の歳月が流れ、フシ(川島零士)とグーグー(白石涼子)はたくましい青年へと成長した。グーグーは生き別れた兄:シン(阿部敦)と再会。 そしてリーン(石見舞菜香)の屋敷で開かれる、16歳の誕生日パーティーに招かれる。親が決めた相手と結婚しなければならないリーンは、その胸中をフシに打ち明けるのだった。

#12 目覚め

グーグーとリーン。ついに二人の心が通い合おうとしたとき、屋敷にノッカーが現れた。華やかなパーティー会場を揺れが襲い、招待客たちは悲鳴をあげながら逃げまどう。 フシはおびえる人々を外へと逃がし、グーグーとともにノッカーに挑む。 そしてフシは、自分ではない、誰かの激しい痛みを感じる…

この2話は中盤の大きな山場というか、また悲しい別れのシーンですね。
マーチとの別れは、まだフシが自分の意識が落ち着かず、色々学ぶ前であり、漠然といなくなってしまう、存在が消えることが“死“ということが朧げながらわかってくるというに留まっていました。 しかしグーグーたちとの生活が4年にも及び、人間のグーグー、リーンは成長し、そして自ら変身を封印したことで、フシ自身も少し風貌が変わっています。 実はこれは大きな彼という存在の可能性? が何かあるという、成長でもあり、学習でもあり、もしかしたら不死の存在が十分意味のあるものになりつつあるというそんなテーマを感じさせますね。

でも彼が人間に近づくことは、幸せを感じられるようになると共に、大きな悲しみ、絶望感も一緒に味わってしまいますし、同時に怒りも宿るようになっていきます。


f:id:anttiorb:20211211210335j:plain

f:id:anttiorb:20211211210411j:plain

f:id:anttiorb:20211211210402j:plain

f:id:anttiorb:20211211210420j:plain

f:id:anttiorb:20211211210425j:plain