anttiorbの映画、映像の世界

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ミッドナイト・ファミリー

2019年作品、ルーク・ローレンツェン監督。

メキシコの首都メキシコシティ。 人口900万人ながらこの街には公共の救急車が45台未満しかなく、そのために専門訓練もほとんどなく認可も得ていない営利目的の救急隊という闇ビジネスが生まれている。

オチョア家族もそんな私営救急隊のひとつ。 オクラホマ から 中古の救急車を購入し、1990年代末から無許可の救急救命ビジネスを営んでいる。 警察関係のネットワークを使い、1件につき300ペソ(17米ドル)の賄賂を支払っていち早く事故の情報を入手。 公営の救急車がまったく来ず重症の患者が何時間も待たされるようなとき、オチョア家族が現場に駆け付け、運よく現場に一番乗りできれば、患者に病院への搬送料として3,800ペソ(185米ドル)を請求。 これまでの20年間、陽気で気さくなオチョア家族はこの道で生活を支えてきた。

無力な患者に支払いの強要をしたり、危篤の患者であろうと支払い能力がなければ搬送を拒否したりするような多くの競合救急事業者とは異なり、オチョア家族はどちらかといえば信頼のおける例外的な救急隊だ。 患者が支払いに応じた場合にのみ料金を請求し、手当てもなく放置されるような患者でも時間を惜しまず救助にあたっている。

違法で暴力的なやり方に手を染める私営救急事業者がいる中、地元警察は個人経営の救急隊を管理する法の強化に注力せず、私営業者をターゲットに賄賂を要求。 たった一つの生活の糧である救急車を失いかねず、オチョア家族は救急車の正式な認可を得るために必要な金を何としても稼がなければならなくなる。 しかし警察はさらに高額な賄賂を要求。 患者の救助と生活を支える稼業の先行きとの間で板挟みになったオチョア家族は、他の事業者のように強引で私利的な仕事のやり方に走らざるを得なくなっていく……。


ドキュメンタリーですね。密着パターンの作品です。
監督はルーク・ローレンツェン、もちろん初めて作品を見る監督ですね。


メキシコシティにおける、民間の救急隊に密着するドキュメンタリーです。 この大都市では、圧倒的に公共の救急車が足りない状態なんですね。 そのため事故が起きても、救急車が駆けつけるのは時間がかかります。 そこで民間の救急車が出動するんですが、じゃあどうしてそれが分かるのか?
このオチョア家は、救急車を借り、夜な夜な出動して、無線を傍受していち早く怪我人のでた地点に駆けつけます。 そしてもちろん病院に運ぶんですが。 いろんなケースが考えられますし、亡くなってしまう場合、他愛のない場合も数々ありますが、問題は支払いを搬送された怪我人、その家族に病院に運んだ後に交渉するところです。

事故現場では、怪我人たちは民間か公共かは確認する余裕はありません。「実は自分たちは民間の救急隊員で、搬送日とか応急処置の費用を払ってほしい。」と請求するんですね。
もちろん快く払ってくれる人間だけでなく、いちゃもんをつけたり、お金を持ってない人間もいます。 タダ働きも結構あるようで、いつもカスカスの生活のようです。父と3兄弟で救急車を動かしていますが、一人小学生のような末っ子は、学校に行きたくないから手伝っている感じさえします。
ちょっと信じられない職業ですが、この一家は怪我人を助けたいという気持ちが強いのが救われますね。


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オチョア一家

 

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末っ子も出動

 

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夜はいつも待機して

 

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いつでもいいように準備を

 

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そして現場に急行

 

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病院に搬送するが

 

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