2021年作品、堀貴秀監督、堀貴秀 三宅敦子 杉山雄治声の出演。
はるか昔、人類は地下開発の労働力として人工生命体マリガンを創造するが、自我に目覚め反乱を起こした彼らによって地下を乗っ取られてしまう。
1600年後、環境破壊やウイルス感染による遺伝子崩壊で人口は激減。 人類は存続の鍵を探るべく、地下世界で独自に進化するマリガンの生態調査を開始する。 生徒減少による経営難を理由に政府が募集する地下調査員に応募したダンス講師のパートンは、広大な地下世界へ飛び込んでいく。
これは秀作です!
監督は堀貴秀、というかほとんど彼が一人で積み上げた作品です。
物語は、近未来のお話です。 人間は自らの起こした環境破壊、ウイルス感染で絶滅の危機に瀕していました。 生殖機能がなくなり、そこで地下に調査に向かうことに。 その調査員に募集したのがダンス講師のバートンでした。 地下に何があるのか? それは遥か昔に人間が労働力として作った人工生命体のマリガンがいることからマリガンに残っているだろう生殖機能を調査するためでしたが。
今作は人間の皮肉な未来を語っているような作品ですね。 マリガンというほぼ人間体という生命体は地下で逞しく生きているんですが、実は彼らだけではなく、別の生命体もいっぱいいるんですね。 一回見ただけでは世界観が全てわかるわけではない気がしますが、手作り感と風刺が効いた構成、さらに笑いあり、グロさあり、そして少しホロっとくるシーンもありますね。
これはかなりの習作ですが、ここまでほとんど一人で創り上げた監督に天晴れですね。
ダンス講師をしてたバートンは
志願して調査員となったが事故に遭い
この地下層の科学者たちに
新しい体を作ってもらうが
助けられた3人
しかしさらに地下の層に落ち
たくましい女性たちが動かす世界に