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暗殺者たちの流儀

2015年作品、ヤツェク・ブロムスキ監督、クシシュトフ・ストロインスキ マルチン・コヴァルチク アンジェイ・セヴェリン ピョートル・グロヴァツキ ミハリーナ・オルシャニスカ出演。


暗殺を生業とする男・ルレク(クシシュトフ・ストロインスキ)が刑務所から解放される。
ルレクを逮捕し、解放した検事は、権力を笠にルレクが拒否できない仕事を持ち込んでくる。 それは警察庁長官の暗殺の暗殺だった。
初老を迎え、暗殺者としての能力も下り坂なルレクは、仕事を完遂する為に、若きスナイパーを雇う事にする。
元軍人のワスコ(マルチン・コヴァルチク)はアフガニスタンでの戦闘中、誤って一般人を仲間の指示で射殺し、引退後は車の修理工場で働いていた。
そんなワスコをルレクは仕事に成功すれば軍に戻れると誘い、二人は早速、暗殺の準備と訓練にとりかかる。
そんな中、ワスコは偶然ホテルで客と揉めるハリナ(ミハリーナ・オルシャニスカ)という娼婦と出会う。 ハリナを助けたワスコは彼女と一夜を共にする。
ルレク、ワスコ、ハリナの3人は、やがて後戻りのできぬ大きな運命の波に飲み込まれていく・・・。


なかなか面白いポーランド映画でした。
監督はヤツェク・ブロムスキ、初めて作品を見る監督です。
クシシュトフ・ストロインスキは、今作で初めて見るようです。
マルチン・コヴァルチクは、「ゆれる人魚」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15403529 に出演していました。
ミハリーナ・オルシャニスカは、「ヒトラーと戦った22日間」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15677159 に出演歴があります。


物語は、刑務所から出てきた殺し屋のお話です。 すっかり老いてしまったルレクでしたが、彼にある依頼が来ます。 金もなく、この先を考え仕事を受けざるを得ないんですが、もう視力も、腕も落ちている自分では無理と判断します。 そこで実行役を若い軍から追い出され、くすぶっているワスコを誘います。 彼は復帰したい希望があり、それをかなえるという約束で、鍛え始めます。 しかし、彼はある娼婦と出会ってしまうんですね。これがのちに。


なかなか面白い今作、ポーランド映画というのはぶつぶつ感があり、むき出しのような雰囲気があるんですが、私は大好きですね。

ラストも無常感が溢れてなかなかです。


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ワスコはドロップアウトしてしまう

 

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ルレクは出所して仕事を依頼される

 

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そしてワスコと接触

 

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しかしある女に惚れてしまう

 

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腕は確かだったが

 

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彼女の魅力に

 

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