2018年作品、デヴィッド・アミト マイケル・ライシー二監督。
1970年代にカリフォルニア州で撮影された映画「アントラム」は、“観た者に不幸をもたらす”、“恐すぎる”と噂され、“史上最も呪われた映画”として公開されることなく葬り去られたはずだった。
そして1988年、ハンガリーのブダペストで世界初上映を強行したところ、上映中に火災が発生し、映画館が焼失。 56名が犠牲になる痛ましい事故となった。 その後、いくつかの映画祭で上映が企画されたものの、関係者が次々と謎の死を遂げ、誰も「アントラム」には触れようとしなくなった。
時は流れて現在。 ドキュメンタリー映画作家のマイケル・ライシーニとデヴィッド・アミトが、長期間に渡る調査の結果、行方不明になっていた「アントラム」の35ミリ・フィルムを発見。 新たに撮影された関係者や研究者たちの証言と共に、その封印を解くことを決意する。
ドキュメンタリータッチの部分が前半ですね。
監督はデヴィッド・アミト マイケル・ライシー二の共同監督、今作以外のクレジットはありませんね。
「アントラム」という1時間くらいの作品が1970年代に公開され、しかしこの作品にはいろんな逸話があり、公開すると人間が死んでいくという伝説があります。 そしてそのフィルムが紛失してしまい、そしてやっと見つけたフィルムには人為的な加工処理がされていました。
今作は一応、“モキュメンタリー” という感じで制作されているということですが、本編の古いフィルム、そして中で描かれている悪魔信仰、ちょっとえぐい展開ですね。 40年前制作とされている1時間くらいの短編ホラーは、なかなか見ていて気持ちのいいものではありませんでした。 サブリミナルも入っていますし、後味の悪さから、具合が悪くなる鑑賞者もいるかもしれませんね。
見ると死人が出るという映画
幼い弟と姉は
森に入り
儀式を行おうとするが
それは愛犬をよみがえらせるため
しかし、そこには悪魔崇拝の男たちが