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アンクル・ドリュー

2018年作品、チャールズ・ストーン3世監督、カイリー・アービング リルレル・ハウリー ティファニー・ハディッシュ シャキール・オニール出演。

アメリカで盛んなスポーツの一つといえばバスケット。 専用の道具を揃えずとも、ボール一つでプレイできるとあって、若者たちは全米各地でストリートバスケに明け暮れ、プロ選手を目指す。
ニューヨークのハーレムにある公園 「ラッカー・パーク」。 バスケのコートが1面しかないこの小さな場所でも、毎日のように若者たちがプレイをしていた。 実はこのパークは、ストリートバスケ文化の発展に貢献した人物、ホルコウム・ラッカーにちなんでその名が付けられており、毎年 「ラッカー・クラシック」 というトーナメント戦が行われる、ストリートバスケの聖地なのだ。
ここで名を上げた選手は、バスケットリーグの本場NBAでも活躍しているが、なかでも伝説とされているのが、“アンクル・ドリュー” と呼ばれる人物だ。 彼は、華麗なドリブルを武器としたスーパープレイを連発する名手として瞬く間に人気者となったが、ある日突然、行方をくらまし、消息不明となっていた。
ラッカー・パークがあるハーレムに暮らす男ダックス(リルレル・ハウリー)、彼はスポーツ用品店で働きながら、ストリートバスケチームのコーチを務めている。
チーム運営費のやりくりに頭を悩ませるも、ダックスは多額の賞金が得られるラッカー・クラシックでの優勝を目指すべく、すぐにでもNBAで通用しそうなメンバーを加えて意気上がっていた。
そんなダックスの前にある日、白人男性のムーキー (ニック・クロール)が現れる。実はダックスは少年時代、伝説の選手マイケル・ジョーダンに憧れバスケを始め、太めの体型ながらも頭角を現していき、ちょっとした人気プレイヤーとなってした。 しかし、高校でのバスケの試合で、ダックスが逆転狙いで放とうとしたシュートを、相手チームにいたムーキーに阻止され敗北してしまう。 そのシュートミスをクラスメートに責められ、トラウマとなってしまったダックスは、選手を止めてしまったのだ。
そのムーキーも、チームを編成してラッカー・クラシックに出場するとして、リベンジを誓うダックスだが、ムーキーはダックスのチームメンバー全員を言葉巧みに引き抜いた上に、金欠なダックスをだまして高額なバスケシューズを買わせるのだった。 さらにダックスは、同棲していた恋人のジェス(ティファニー・ハディッシュ)に愛想を尽かされ、住まいを追い出されてしまう。
行くところもなく、途方に暮れていたラックスがラッカー・パークで見たのは、ストリートバスケで若者を翻弄する老人の姿だった。 その老人こそ、数十年前に行方をくらませていたアンクル・ドリュー(カイリー・アービング)だった。
ドリューの鮮やかなプレイを見たダックスは、ドリューのかつての仲間を集めてラッカー・クラシック出場を決意する。 まずは、パワーフォワードとして名を馳せた“プリ―チャー”(クリス・ウェバー)に会いに行く2人。
名前の通り、教会で牧師(プリ―チャー)をしていた彼は、「過去の栄光よ再び」 とばかりに、元女子プロバスケット選手の恐妻ベティ・ルー(リサ・レスリー)から逃れるべく、チームに加わる。
続いては、スリーポイントの名手だった “ライツ”(レジー・ミラー)と、小柄な体型を活かしたポイントガードの “ブーツ”(ネイト・ロビンソン)に会いに行く。 ところが、ライツは極度の視力の衰えからシュート能力を失っており、ブーツに至っては歩行困難で車イス状態となっていた。 悲観にくれるダックスだったが、それでも彼らを連れて行くドリュー。 ブーツの孫娘マーヤ(エリカ・アッシュ)も、心配のあまり帯同することとなる。
そして最後の仲間ビッグフェラ(シャキール・オニール)の元へ向かうダックスたち。だが、ビッグフェラはドリューを見た途端、彼に一撃を食らわせる。 どうやら2人の間には因縁がある様子。 それでも、ビッグフェラは一緒に行動することを承諾する。
不安が山積み状態のなか、はたして彼らは無事にラッカー・クラシックに出場できるのか?

これは見たかった作品、やっと時間が合いました。 あまりNBAに詳しくはありませんが、それでも知っている選手くらいはいます。 でも・・・
監督はチャールズ・ストーン三世、初めて作品を見る監督でした。
主演はカイリー・アービング、バリバリの現役選手、しかしふけメイクで老人に扮しています。
そしてビッグフェラ役はシャキール・オニール、彼の名前はさすがに知っていますが、彼も老人メイク、ファンならわかるんでしょうね。
そしてダックス役はリルレル・ハウリー、「ゲット・アウト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15211947.html では主人公の友人役で出演していました。 印象強いだけではなくラストシーンにも。

物語は、バスケットボールに挫折したものの、選手ではなくコーチとしてリベンジしようとするダックスと、ドリューの出会いから始まります。 ラッカー・クラシックという草野球ならぬ、草バスケット。 しかしこれが注目のバスケットの聖地となり、賞金さえ出る大会になっています。
優勝を目指していて、チーム作りに励んでいましたが、因縁の相手に乗っ取られてしまいます。 しかし凄い老人に出会い、チームを作る事に。
もうこれは、老人達が、とにかく凄い。 もちろん老人ではないはモロ解りですが、それでも凄いプレーを見せてくれる、名選手達、もっとNBAに詳しければ、カメオ出演の選手たちもわかるんでしょうね。
知らなくてもしっかり楽しめる作品です。

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選手としては挫折したダックス

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ムーキーの邪魔をされたが

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謎の老人を見つける

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そして仲間を集め

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華麗なダンスも

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