anttiorbの映画、映像の世界

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永遠に僕のもの

2018年作品、ルイス・オルテガ監督、ロレンソ・フェロ チノ・ダリン ダニエル・ファネゴ セシリア・ロス出演。

カルリートス(ロレンソ・フェロ)という名前の意味は「自由な男」。 カルリートスは、裕福ではない家庭に生まれるが、父親と母親はとても良い人で、カルリートスとの関係も良好だった。 しかし、カルリートスは、いつも人から物を盗んでおり、カルリートスの両親も知っている。
カルリートスが次から次へと新しい物(バイクなど)を持って帰ってくるので、両親はどこで手に入れたのかと聞くが、カルリートスはいつも「借りた」と答えるのだった。
そんな盗みを繰り返したカルリートスは、少年院に入ることになってしまう。
学校に復帰した初日早々に、クラスメイトのラモン(チノ・ダリン)にちょっかいを出して殴られるという問題を起こすが、ラモンは「お前を見ると元カノを思い出す」と言い、悪友に発展していく。
ラモンの父親(ダニエル・ファネゴ)は少し変わり者で、ラモンの悪ぶりにかなり影響している存在だった。そして、カルリートスにいきなり銃を撃たせる。
味をしめたカルリートスは、「もっと撃ちたい」と言うが、ラモンの父のホセは「銃弾は高い」と言う。 すると、カルリートスとラモン一家は共に銃をお店から盗むことを計画し、実行するのだった。
そしてホセ、ラモン、カルリーストでトリオを組み窃盗団になっていく・・・

これは少年のお話ですが、物凄く殺伐としています。
監督はルイス・オルテガ、日本公開作品は今作が初めてのようですが、今後は公開作品が増えそうですね。
主演はロレンソ・フェロ、歌手活動もしているようですが、今作で一気に上っていくそうですね。
そしてチノ・ダリン、彼は日本未公開作品で数本出演作があります。
ホセ役はダニエル・ファネゴ、初めて出演作を見る感じですね。
 
物語は、生まれつき窃盗癖のあるカルリーストのお話。 他人の家に侵入することに、何の躊躇もない。 人のものは自分のもの、バイクは乗って帰って、また乗って、鍵付きで乗り捨てると、また誰かが乗っていく。
そんな時、ラモンに目をつけます。 いきなり突っかかって、懐に飛び込むんですが、どうやら彼の家は犯罪の匂いがしたようです。 ホセはカルリーストに犯罪者の天才だと感じます。
しかし彼は人の思い通りには動かない人間でした。
 
今作は、まず銃と弾薬を手に入れるんですね。 ここからもう危険な匂いがぷんぷんしますが、絶えず銃を2丁腹に忍ばせている、もちろん彼はとっさに引き金を弾いてしまいます。
窃盗、殺人、どんどん深みに嵌っていく、凶悪犯になっていく少年、最後は逃げまくりますが、行く先はあの世なんでしょうか?
 

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何でも盗んでしまうカルリースト

 

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ラモンと出会い

 

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彼の父ホセとも知り合う

 

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そして3人で窃盗を繰り返し

 

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金回りがよくなり双子の彼女がそれぞれ出来る

 

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