anttiorbの映画、映像の世界

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風をつかまえた少年

2019年作品、キウェテル・イジョフォー監督、キウェテル・イジョフォー マックスウェル・シンバ アイサ・マイガ リリー・バンダ出演。

2001年、アフリカ大陸南東部、マラウイ共和国。 トライウェル・カムクワンバ(キウェテル・イジョフォー)の兄・ジョン(Felix Lemburo)が亡くなり、ジョンの息子・ジャラマイア(Robert Agengo)が土地を受け継ぐことになった。
神父がお別れの言葉を述べ、チェワ族の伝統であるグレワムクルが死者の魂を送る踊りを披露し、ウィンベ村民が周りに集まる。
トライウェルの長男ウィリアム(マクスウェル・シンバ)は、中学の後期課程に進学する日を迎え、父と母・アグネス(アイサ・マイガ)、姉・アニー(リリー・バンダ)が新しい制服を着たウィリアムを温かく送り出す。 愛犬カンバを連れたウィリアムは親友ギルバート(フィルベール・ファラケザ)と登校した。
始業式を終え、理科を教えるカチグンダ先生(レモハン・ツィパ)がウィリアムのクラスのホームルームを担当。 放課後、先生は、学費の未払い分があるとウィリアムに伝える。 満額支払わなければ学校に通学できなくなると忠告した。 雨が降る中待っていたカンバと下校後、ウィリアムは畑で農作業する父を手伝う。
翌日、大規模な葉タバコ農園の代表が村民を集めて説明会を行った。 収穫したタバコの葉は木を燃やして乾かすことから、農園は土地所有者から山林伐採の許可を得たいと話すのだった。
村長は、遅れて訪れた雨季は大量の雨を降らせ、近隣のモザンピークは深刻な洪水に悩まされていると言い、金銭的余裕が無いウィンベ村にとって、洪水に対する防衛は木だけだと村民に語りかける。
唯一自分達が持つ力は拒否権だと訴える村長に賛同する村民がいる一方で、報酬欲しさに土地の売却に署名すると言う声が次々に上がるのだった。
ジャラマイアも売却する意向を示して手を挙げる。 トライウェルは、ジャラマイアの父は決して土地を手放さなかったと説得するが、借金を抱えるジャラマイアは考えを変えないのだった。
ギャンブルを辞めろと言うトライウェルに対し、ジャラマイアは、ジョンが土地をトライウェルに相続させなかったのは正しい選択で、トライウェルが子供の学費に無駄なお金を費やして来たと批判する。 二人の中は亀裂が入ってしまう。 そして長雨が降り続いた後、今度は干ばつがやってくるのだった・・・
 
これは実話であり、原作はこの主人公のウィリアム・カムクワンバなんですね。
監督はキウェテル・イジョフォー、トライウェル役も兼ねています。 今作が初監督作品ですが、出演作としては、「ドクター・ストレンジ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14710148.html でモルド役をしていました。
そして主演はマクスウェル・シンバ、今作のためのオーディションを勝ち抜いた少年です。
アグネス役はアイサ・マイガ、「ムード・インディゴ うたかたの日々」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11489246.html に出演していました。
姉のアニー役はリリー・バンダ、今作で初めて見る若手女優さんですね。
 
物語はマラウイ共和国のお話です。 いままでここでリーダーシップをとっていたジョンが突然倒れかえらぬ人になってしまいます。 ここは弟のジョンと二人で、農場を切り盛りしていましたが、ジョンは息子に継がせてしまいます。
しかしウィンベ村は葉タバコ農園の進出で分裂してしまいます。 そして長雨が始まり、そして大干ばつが。 そしてウィリアムの学費は滞ってしまいます。 しかし、ウィリアムはある発想がわきます。 それはゴミ捨て場で見つけたポンプの残骸と、先生の自転車の発電機でした。
 
今作は、実話なんで、結末がわかっているんですが、それでも、なかなか誰にも理解されず、そして苛酷な気候が行く手を阻むのがつらいですね。 水といえば井戸なんですが、そこからどう汲み上げるのか、それがこの題名につながっていきます。
ラストは達成感を感じますね。
 

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姉に進学を祝ってもらうウィリアム

 

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しかし彼には学費が払えなくなってきた

 

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一方村は分裂していく

 

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そして彼はあることを発想する

 

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そして苦難を乗り越え

 

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成功する

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