オープニングは時代劇。 そこには一見して死人と見られる男たちが。 それを切り裂いている男（坂口）。
全員倒した後、なぞの男との一騎打ち、その男はやたらと強く一撃の下にやられてしまう。
時代が変わって、現代へ。 ２人の男が脱獄をした。ある地点で待っていると、女（三坂知絵子）を連れた男たちが現れる。 女と男（坂口）をボスのところへ連れて行くといっている。 抵抗する男、そんな中一人の男を撃ち殺してしまう。 するとその男がなぜか蘇る。 どうやらこの地は死人を蘇らせるところらしい。
そこから銃での打ち合い、殺し合いが始まり、地の底からゾンビはどんどん出てくる。 なぜか理由はわからないが男は女を助けなくてはという思いに駆られる。
次々に現れるゾンビ、脱獄囚を追ってくる狂った刑事、そんな中登場する一人の男（榊）。 どうやらこの男がすべてを知っているらしい。
運命的なものを感じ戦う男と男、そして戦い。いったいこの２人の男と、女の間には何があるのか？ いったいここはどこなのか？
アクション、ホラー、コメディ、ＳＦといろいろな要素をどうしても詰め込みたかった欲張りな監督の気持ちが入っている作品ですね。 北村監督は、この後 「ゴジラファイナルウォーズ」 「あずみ」を撮っていき、どうやらこれがきっかけで出世していくようです。
ヒロインの坂口知絵子は独特な雰囲気を持っている女優さんですね。またチンピラ役で、バイの男に松田賢二が出ていますが、仮面ライダーシリーズでよく出ています。 ２時間たっぷりのＢ級ですが、将来性が垣間見える作品ですね。
昔斬りあいがあった場所
そして現代になると撃ち合いとなる
