2014年作品、Hasan Karacadag監督、Tareq Abdalla Nada Al Alfi Ahmed Awni Abeer Mansour Farouk Hashem 出演。
ワリド(Farouk Hashem)はビデオ・ブロガーをしている。 克明にビデオに残して、動画をブログに上げている。
しかし実家では、父の死以来、おかしな事が起こっている。 そのため、彼は彼のエジプトの田園地方の家に戻ることにした。
さまざまな角度にカメラをつけ、どの部屋も見渡せるようにする。
しかし、妹のワルダが、突然嘔吐し、異常な状態になってしまう。 意識があるのか、無意識なのか、いつもベッドに寝たきりになってしまうのだった。 母(Abeer Mansour)は心配のあまり、娘に付きっ切りになってしまう。
この様子を動画に残し、ドキュメンタリーを撮影しようとするワリドだが、なにかにとり付かれているとしか思えない状態に、イスラムの祈祷をしてもらうことにする。
しかし、撮影を進めるにつれ、得体の知れない恐怖が一家をむしばんでいく・・・
これはエジプトのフェイクドキュメンタリーですね。 世界各国でこういう作品が作られているんですね。
監督も出演者も、もちろん初めて見ます。
物語は、どうしてビデオを撮っているかということから入ります。
どんなことでも動画に残し、ブログにアップするのがこの家の長男らしきワリドなんですね。 どうやら父親は亡くなっているようで、それから不可解な現象が起こり始めます。
まずワルダという妹が異常な状態に陥ります。 昼間は寝たきりで、食事もほとんど取れません。 心配する母親ですが、何も出来ません。 しかし夜になると、彼女は起き上がり、家の中を歩き回ります。 そして自分の部屋のカメラを凝視するんですね。
今作は、イスラム教の祈祷師が来るまでは、あまり変化がありません。 しかし何かに恐怖を感じ祈祷師が帰ってから急展開を見せるんですね。
まあラストはショッキングですが、それまでは忍耐が必要です。
実家の出来事を動画で撮影するワリド
祈禱師が来るが
ワルダの謎の行動は止まらない