anttiorbの映画、映像の世界

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マネキン

1987年作品、マイケル・ゴットリーブ監督、アンドリュー・マッカーシーキム・キャトラル出演。
 
古代エジプトのイドフ、何体かのミイラに混じって王女のエマ・ハジル(キム・キャトラル)が隠れている。 母がハジルと言う男と強引に結婚させようとしている。 しかし彼女は結婚などしたくない。 結婚をさせようと何とか諭す母に、エミーはなんとか逃れようと神に祈る。 その瞬間地震が起こり、エミーは消えてしまった、ミイラの布を残して。 一体彼女はどこへ?
現代のフィラデルフィア。 あるマネキン工場で働く青年ジョナサン(アンドリュー・マッカーシー)は、自分の力を全てふりしぼって一体のマネキンを創り上げる。 
ジョナサンは自称芸術家、一体のマネキンを作るのにいったい何日かけているのか? たしかにできたマネキンは美しいが、ボスが来てこっぴどく怒られる。 一日に3、4体作るところ彼は6日に1体だ。 あっという間に解雇される。
その後、遊園地の風船屋、植木屋、カフェの調理場、何をやっても芸術家気取りで首になる。
バイクに乗ってガールフレンドのロキシー(キャロル・デイビス)を迎えに来るが、無職になったジョナサンにあきれ顔のロキシーだ。 あっさり帰ってしまう彼女に、雨が降ってきてバイクが動かなくなってしまった。 仕方なく押して帰っていると、あるデパートのショーウィンドウにジョナサンの作ったマネキンがあった。 そのマネキンは美しかった。 そうすると不思議にバイクのエンジンがかかった。
次の日、そのデパートの前を通ると看板が外れて老婦人にあたりそうになった。 突然起こった事故から老婦人を救った彼は、ラッキーなことに、その老女がデパートのオーナー・ティムキン(エステル・ゲティ)だったことから社員にやとわれることになった。 
そこはプリンスデパートといい、すっかり客足が遠のいている。 近くのイルアストラというデパートに客をさらわれているのだった。 ジョナサンに仕事を与えたリチャード(ジェームズ・スペイダー)は、嫌味な男で、実はイルアストラに通じているスパイだった。 
彼は自分の創ったマネキンが気になっているので、ィンドー・ディスプレイ担当のハリウッド(メスハック・テイラー)と知り合う。 マネキンに見とれていたジョナサンに、何と、そのマネキンが語りかけた。 驚くジョナサン! しかし彼女が動くのは二人っきりの時だけだった。 しかし彼女は、すごい力があった。 そう彼女と二人で作るディスプレイは、人を物凄く引き付けるのだった。 そして次の日からショーウィンドウに人だかりができるようになるのであった…
 
ブロ友さんの記事を見てどうしても見たくなって、高価なDVDはちょっと諦めて、ビデオで観直しました。 90分の尺なのでサクッと観れますね。 
動くマネキンは古代エジプトの王妃だったのはすっかり忘れていました。 魂がマネキンに宿った、あるいはタイムスリップのようなあいまいな設定ですが、まあ細かいところはさておき、一連のマイケル・J・フォックスの作品のような爽快感のある物語ですね。 
エミー役のキム・キャトラルは当時30歳くらいでまだピチピチしていますが、この前見た 「セックス・アンド・ザ・シティ」 では色気たっぷりのセクシーな熟女になっていましたね。 
当時の彼女はちょっと見、AKB48を卒業した秋元才加にちょっと似ている感じでしたね。  ラストはちゃんとハッピーエンドとなりますが、二人で夜の町をバイクで走るシーンはよく覚えていました。 
マネキンと生身の姿が交互に変わるところが滑稽で面白かったですね。 たしか「2」も作られましたが、そちらは印象が無いですね。 今の技術ならもっと視覚的にも面白く撮れそうな作品で、リメイクしてもいいのではと思いました。


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何をやってもダメなジョナサン、自分の作ったマネキンに雨の日に出会う

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夜になると彼女は動き始める、そして特殊な力を発揮する

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夜だけが二人きりになる時間

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そして二人が作るディスプレイは評判になる

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街に繰り出すふたり

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